【美腸サロン Gratitude/田中 千鶴】ー 腸温活と自律神経・姿勢ケア ー 体は全部つながり心と結びつく

INTERVIEWEE
美腸サロン Gratitude(グラティチュード)
オーナー 田中 千鶴 さん (45)

作業療法士が広めたい「腸もみ」

 話題の「腸活」「腸もみ」ができるサロンが今年1月、東手城町に誕生した。腸もみにも色々な手法があるが、ここでは、看護師が解剖生理学に基づいて考案した、オールハンドの痛く無い腸もみがベース。しかも施術する田中さんは、作業療法士の国家資格を持つ。病院や施設、クリニックで20年、リハビリテーションにあたった〝心身のスペシャリスト〟で、腸に興味を持ち、「お薬ではなく、根本を改善できないか?」と考え、美腸セラピストの資格を取得してシェアサロンを経て立ち上げた。
 「腸はリラックスしているときに動くので、眠れるくらい心地良い腸もみがいいですよ。眠っている間につきたてのお餅みたいな柔らかく温かいお腹になっているはず。それに、血液の質に重要な小腸が整うことで肌の色も明るくなります」と良いことづくめ。便秘やぽっこりお腹、ダイエットについて「動画を真似たり薬を飲んだり、手当たり次第頑張っている人ほど、なんでうまくいかないの?としんどくなりがち。ゆっくりお聞きします」と寄り添ってくれる。

冷えと姿勢にもアプローチ

 「腸もみ+ビオスチーム」というセットになっているコースが一番の人気。ビオスチームは、野草と発酵エキスを組み合わせたスチームを利用し、デリケートな粘膜からの成分吸収により体の中から温めるもの。腕などの経皮吸収の40〜50倍とも言われているそうだ。「女性は仕事、家事、子育てと自分のことは後回しになりがち。あえて何もしなくていい時間を作ってもらい、温めながら副交感神経を引き出すのも目的です」と、自律神経を整えることも意識する。さらに巻き肩、反り腰にも目を向け、骨盤矯正(フェムケア矯正)もメニューに入れた。「ここの筋肉に引っ張られて症状が…」と、丁寧に説明しながら骨盤の傾きを整えるなどする。
  高校生や若い女性の便秘、薬の常習化にも目を向け「美意識は高いけれど、一生薬を飲み続けるの?」と心を痛める田中さん。「妊活は産みたいと思った時から始めるのではなく、欲しいと思った時に、授かる準備ができている身体が理想です」。そうした思いに共感する母娘での来店も増えているという。

自分の体に目を向けて

 「腸温活を知ってから、めっちゃ元気」。 毎朝すっきり目覚めて〝快腸〟で、夜は横になって3秒で眠りにつくとか。今はスッと美しい自然な立ち姿で、時には自分の辛かった経験もまじえながら施術し、「体は全部つながっています。体の歪みが心の不調にもなるから、まず体のケアが近道。温めて、自律神経や姿勢を整えましょう。改善してここを卒業して」と語る。
 つい最近「正しい知識を伝えたい、自分の体に興味を持って欲しいから」と、セミナー活動にも力を入れ始めた。田中さんとなら、迷わず遠回りせず、健康的に目標地点へと到達できそうだ。

INTERVIEWEE DATA
美腸サロン Gratitude(グラティチュード)
福山市東手城町4-4-22
TEL:080-9887-3563

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