No.887【縫わないハンドメイド教室chou chou/三宅 祐美】思い出をハンドメイドに込めて ー自分が楽しむ癒し時間ー

INTERVIEW No.887
縫わないハンドメイド教室chou chou(シュシュ)
主宰 三宅 祐美 さん(56)

縫わないハンドメイド教室

「chou chou」は、縫わないハンドメイド教室です。ルルべちゃん、ポーセラーツ、ファブリックデコレ、リボンリース等多岐にわたったレッスンが可能です。私自身がやりたいという興味と生徒さんのやってみたいという希望で、教室のメニューが増えていきました。 制作した作品はネット等で購入が可能ですが、自分好みの物やこだわりの作品をご自分で作ると楽しいですよ。

早期退職して起業

約10年前、子どもたちが独り立ちしたのをきっかけに、公務員を早期退職して、新しい人生のスタートを切りました。何をしていこうかとも思っていましたが、当時趣味で習っていたポーセラーツがとても楽しくて、半年夢中で学んでインストラクター資格を取得。2015年に教室を始めました。
2017年、針と糸を使わないドールチャーム「ルルベちゃん」(兵庫県のおけいこサロン発祥)に出会います。本体の素ドールに布やフリルやリボンを巻き、髪の毛を付けたりしながらテーマを持った人形に仕上げていきます。これにのめり込んで、すでに百体以上は手がけていると思います。オーダーでは、思い出の着物姿やダンス衣装、制服、ウェディングドレスでも作りました。
公式ドールブックが2冊発行されていますが、私のデザインが両方に掲載されたのは嬉しかったですね。ルルベちゃんの教室としては福山初。遠くからは、岡山や四国からもレッスンに通われる方もおられます。

いつしか母と同じ道に

教室は自宅の一室を開放し、ほぼマンツーマンのレッスン。母が若い頃自宅教室を開いていましたから、色々な人が集まる環境で育ちました。周りからは、母親と同じようなことをしているねと言われ、いつしか同じ道に進んだことに気付きました。もちろん後悔は全くないですね。
50代、60代はなかなか自分のための時間が取れないことが多いと思いますが、月に1度くらい、自分の趣味の時間があったら癒されるんじゃないか、癒しの時間のお役に立てるかもと、最近はやりがいを感じています。
シュシュは、フランス語でお気に入りの意味。ご自分が習いたいと思ったものに無心で集中でき、お気に入りの作品が作れるような、おしゃべりも楽しめるような教室にしたいです。

福山らしさもくわえて

また、「ばらグッズふくやまフレンズ」のメンバーとして活動もしています。
2015年にばらグッズに応募し、イニシャル入りのばらのマグカップとバラのチョーカーが認定されたのをきっかけに、現在4つの認定品や関連品を持って、祭やイベントでの販売にも出向いています。福山らしい、ばらをモチーフにした作品も広めているところです。こちらも私のライフワークになりました。

■ PROFILE
1969年福山市出身。2014年に公務員を早期退職して教室を開講。日本ヴォーグ社認定ポーセラーツインストラクター、ファブリックデコレ協会認定講師、ルルベドール認定講師ほか。

■ SHOP DATA
縫わないハンドメイド教室chou chou(シュシュ)
広島県福山市津之郷町
Instagram:yumichan_chouchou
ネットショップ: https://minne.com/@chou2-yumi

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