No.892【shiroka(シロカ)/井上しおり】セレクトでつなぐ、人と人、物と人 ー「似合う」を大事に垣根を超えるー

INTERVIEW No.892
shiroka(シロカ)
代表 井上しおり さん(37)

服とイベント企画の二本柱

仕事の柱は二つあります。一つは、ヴィンテージやユーズドアイテムのリメイク、もう一つは服を中心としたイベントの企画です。
古着は、複数の古着屋を巡り、必ず試着をした上でサイズ感や素材感を確かめ、自分が「良い」と思ったものだけをセレクトしています。もちろんきれいに洗った上で、アイデアを加えて新たな命を吹き込んでいきます。
扱うアイテムはデニムが多く、ウエストサイズ100㎝以上のものを、体型にあわせてラップパンツのように加工したオリジナルデザインのリメイクが人気です。
Gジャンはユニセックスがコンセプト。男女を問わず着られるオーバーサイズです。ダメージ加工をしたり襟を取ったり。時にはペイントをするといったアレンジで、「新しい」服に変えていきます。

デニム中心、似合う提案

古着はハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、気軽におしゃれに着てもらいたいと思っています。シャツのリメイクもしていますが、やはりデニムが一番好きです。福山がデニムの産地だからというより、素材そのものが好きで、流行に左右されにくく、丈夫で長く着られる点にも魅力を感じています。
インディゴやブラックなど、ストックも多く、「普段は選ばない色だと思ったけれど似合った」「友人からほめられた」と喜ばれることもあり、そうしたセレクトとリメイクができた時は、とても嬉しくなります。

セレクトの原点

「似合う」「セレクト」にこだわるのは、10年間アパレルショップで婦人服の販売に携わってきた経験からです。当時働いていたショップではブランドの制約があり、やがて、もっと自由に、お客様に似合う提案ができたらと思うことが増えていきました。ブランドや店の垣根を越えて選び、リメイクでさらに良くして届けたいと考え、3年前に独立。昨年から本格的に活動を始めました。

つなぐ喜びとこれから

年に2、3回、イチセトウチで「Tunagu.」というカフェと高品質な服のフリーマーケットのイベントも主催しています。様々な場面で活躍されている方々を出展者として招き、誰かが大切に着てきた服を手渡しで次の人へつなぐ場として広がっています。
お化粧やヘアスタイルを変えるのも良いのですが、服は素敵なものを着るだけで一瞬でモチベーションが上がり、1日を楽しく過ごせるアイテムだと思っています。
今後は素材の幅を広げ、海外からの仕入れにも挑戦し、イベント企画にもさらに力を入れていきたいです。将来的には実店舗を構え、服に限らず料理やスポーツまでも含めた〝セレクト〟を軸に、つながる場づくりをしていきたいと考えています。

■ PROFILE
1988年福山市出身。アパレルショップで10年間販売にあたった経験を元に独立。セレクトとリメイクで、セミオーダーの「似合う」を手がけ、人やものをつなぐイベントも主宰

■ SHOP DATA
shiroka(シロカ)
Instagram @shi_ _ro_ _ka
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