INTERVIEWEE
総合建築タスカル
専務取締役 稲田 慶太 さん(35)
誰かの「助かる」が原動力に
住宅に関するお悩みに幅広く対応。外壁塗装、住宅リフォーム、水回りのトラブル、害虫予防・駆除など、家のお困りごとなら、なんでも相談できるのが総合建築タスカルだ。
特に今の時期喜ばれているのは、排水管高圧洗浄。雨の日などに上がってくるあの臭いに効果有りとのことで、新年を前に見えない場所もきれいにし、明らかに違う空間づくりを手助けしてくれる。「“お風呂の臭いが無くなった”とか、ちょっとしたサービスにも“そこまで綺麗にしてくれるの!?”などと感激していただけて、喜んでもらえることが私の原動力です」。現場で中心になっている稲田さんは「自分の部屋の掃除は得意ではなくて…・妻も不思議がるのですが、大きな熱意を持って取り組めるのは、誰かの困りごとを解決して喜ばれるのが、私の喜びだからなんです」と迷いなく語る。
兄弟で起業
稲田さんは、愛媛県の出身。兄・哲雄さんの背を追って19歳で建築の仕事に就いた。全国12支店を持つ会社で、出張で度々訪れていた福山へ、21歳のとき転勤になり、以来福山の住人に。「紆余曲折あって、その後いったんは建設業を離れて、前職は福山で飲食店を経営していました。ずっと勤め人だった兄が、福山でタスカルを起業するにあたり、経営ノウハウの力を貸して欲しいと言われ、一緒に立ち上げました」。近隣の職人たちから〝自分らしく働ける場を〟と求められての兄弟でのタッグ。それだけに「ありがたいことに人材に恵まれています。20代から30代中心のパワーがある会社です」。
人間性を第一に育てているとのことで「礼儀正しく、お客様のところで気持ちの良い作業を心がけています。甲子園出場常連校のような爽やかさでありたいですね」。そんな若手の指導にあたるうちに、現場仕事の面白さと喜びに魅せられ、今では誰よりも現場入りして汗をかいているのだという。
「マイホームのヒーロー」に
お客様が困ったときすぐに思い出してもらえる存在でありたいと言い、「小さなことでいいんです。お風呂のタイルの水漏れが気になる、とか庭の草をなんとかしてほしいとか」と、力になれることが心底嬉しそうだ。今後の在り方については「お客様の困ったを日々解決していくこと。アンパンマンに最終目標はなく1話完結でしょう? “困った” “助ける ”。〝困った ” “助ける ”。この積み重ねです。当社もこれです」。元気な人材をしっかり育てながら、力が枯渇することもない〈マイホームのヒーロー〉を目指す。
趣味はゴルフ。「人に対してと同じでアプローチが好きです」。健康の極意は「サウナでキマること」と朗らかに笑う。
INTERVIEWEE DATA
総合建築タスカル
福山市御幸町森脇425
TEL:0120-752-030

