INTERVIEWEE
千田公民館/弓井 英志館長
182号線沿いにある広さ1万m2の千田運動場は、隣接する千塚池の一部を埋めて作られたものです。池自体は360年ほど前に築造され、長く水田用水に利用されてきましたが、水田も減った1997年、山陽自動車道関連事業として、地域の運動場へと整備されました。池として残す部分を深く掘るなどして、貯水量を変えずに作ってあります。
それまで運動場と呼べるものは小学校にしかなかった我が学区に交流の場が増え、少年野球にフットベースボール、グラウンドゴルフなどのスポーツのほ か、13基のとんどが一堂に会す一大行事とんど祭りも2008年から続いていま す。
今は当たり前のように使っていますが、先人たちに感謝し、今後も地域で整備、管理していきたいです。
▲日量10万m2の配水能力をもつ中津原浄水場。千田小学校児童も見学に行っています。
▲左は「急速ろ過池」、右は全市に安定的かつ効率的に水を送るための「中央管理センター」です。
福山市にある浄水場は7つ。そのうち一番大きな中津原浄水場と、二番目に大きい千田浄水場が千田学区にあります。福山の水道水の5割が中津原浄水場から、2~3割が千田浄水場から供給されていて、つまり、7割以上の水が千田から市内全域に送られているのです。
▲こちらは千田浄水場。配水能力は中津原浄水場の約半分、4万6,000mです。
ちなみに千田浄水場には多目的運動公園や憩いの広場があり、子どもたちがスポーツをしたり、散歩をしたりして交流しています。写真の左側、憩いの広場 にはしずくの形をした遊歩道も整備されています。また、千田浄水場の坂道の途中には、大規模な断水が発生したときなどの緊急時に開放される応急給水場もあるので心強いです。
▲幸いにもこの給水場が開放されたことはまだありません。
水はとても大切な資源です。千田学区では、町内会連合会や中学校PTA、消防 団、交通安全自治会など地域の10余りの団体が交代して、月に1度、クリーンアップ作戦と名付けて千田川の清掃活動に取り組んでいます。
これからも我々にできる方法でかけがえのない資源を守っていきたいです。
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