INTERVIEWEE
川口東公民館/田村 仁館長
SCHOOL AREA DATA
東川口町1〜5丁目、川口1丁目
2780世帯6224人(2018年3月)
このあたりは今でこそ住宅街ですが、江戸時代に干拓され、やがて「ねぶか」(根深ネギ)の産地になりました。
その歴史をわかりやすく伝えようと子どもたちや学生が考え、名前を投票で決めたのが、イメージキャラクターの「ねぶかっちぃ」です。
学区に数多く祀られている「地神」が、ねぶかを持っています。
有志がおよそ半年がかりでぬいぐるみを作ってくれました。高さ約160㎝、幅約1mもあり、この春完成したばかりです。
地元が好き!という子が増えてくれるよう願っています。
こども食堂が増えてきましたが、子どもたちが調理して定食を出すところはあまりないでしょう?
2010年に市内初の、「川口東学区子どもまちづくり委員会」が発足し、清掃活動や祭の出店、募金などを続け、今ではこの「ねぶかっちぃカフェ」を年に3〜4回開くほどになりました。
定食メニューの和風ハンバーグやポテトサラダなど、その腕前もたいしたものです。
昨年度は小学生から大学生まで25人が登録。
こうした活動を通して、まちづくりに関わる仕事をめざす学生もいて心強く感じています。
第3回福山ブランドにも登録された活動です。
再来年40周年を迎える、川口東小学校の入学式が行われた。完成したばかりの「ねぶかっちぃ」のぬいぐるみが学校に登場し、新1年生57人を歓迎したそうです。
今年はどこの学校でも、感染症拡大防止のため来賓や地域の人も参加を自粛するなど静かな式になりましたが、
まちづくり推進委員が、「こんなときだからこそ、少しでも楽しい気持ちになって欲しい」との願いを込めて届けたと聞いています。
(今年は子どもたちの安全のため、取材にお伺いできず、学校から写真を提供していただきました)
現在ねぶかっちぃは、公民館の2階で〝暮らし〟ています。
次の出番に備えているところだそうです。
館長さんの案内で拝見してみて、そのビックサイズにも関わらず愛らしい姿に、握手したくなりました♪
「ねぶかっちぃ」の手のひらにスナップボタンがあって、やさしく「ねぶか」を抱いていました。
以前に川口東公民館の取材で、こどもたちの作った(レシピを考案した)ねぶか料理をいただいたことがあります。
そのときは、ねぶかちぃは、まだ平面で、とっても懐かしく思い出しました。
今回、立体的になって、一層身近に感じました。
こどもたちの笑顔のなかで、ねぶかっちぃ活躍できる日が早くきますように。
田村館長、公民館のみなさま、写真のご提供をいただいた川口東小学校の校長先生、教頭先生、ご登場いただいた新1年生とその保護者様、ありがとうございました!
byトロッコ
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