【格闘技スタジオ ワイズボディ/河野 正幸】ー 人生を輝かせる手助けに ー 格闘の技術は生きる術に通じる

INTERVIEWEE
格闘技スタジオ ワイズボディ
代表 河野 正幸 さん

けんかや争いが嫌い、なのに不思議

リングの周囲にいくつものサンドバッグが備えられた神辺のワイズボディと草戸のレイズには、園児から80代まで幅広い年齢の人が通っている。目的は、運動不足解消や体づくり、大会出場等それぞれ。代表の河野さんは、会長、先生、ボスなど様々に呼ばれている。

福山市出身、大阪帝拳ジムに所属し、プロライセンスの取得後間もなく指導者ライセンスを取得。横浜のジムでトレーナー経験を積んで帰郷し、約20年前にワイズボディを立ち上げた。 「なんでボクシングだったんだろう、と今でも不思議」と語り始めた。「争いごとは口喧嘩でも苦手。ましてや何の恨みもない相手の顔を殴るなんて…。ただ、生きていれば毎日が闘いのようなもので、プレッシャーから心身を守りながら乗り越えていくのが人の宿命だとも思うんです。格闘の技術は生きる術に通じ、忖度なしに相手を倒せるボクシングが自分に向いていると感じたからこそ選んだ、とでも言えば良いでしょうか」。

辰吉丈一郎、嘉手苅忠輝と3人組

最も鮮やかな記憶は、大阪帝拳ジムでの“日常”。7つ下の辰吉 丈一郎氏(のちのWBC世界バンタム級王者)、3つ下の嘉手苅 忠輝氏(デビューから9連続KO勝ち、網膜剥離で引退し早世)といつも一緒で、練習後も河野さんの部屋で語り合って過ごしたという。「仲良し3人組でワイワイやっていましたが、辰吉のとんでもなさ、カデちゃんのセンスの良さはケタ違い。慕ってくれたのも不思議だし、才能のない私が今では考えられないほど命がけの厳しい練習の中で、プロにまでなれたのも不思議」。自らの両肩を抱えこむようにして感慨深く首をかしげる。

「ただ、教えるのは得意です。人を見ていると、こうやればうまくなるというアドバイスが無限に湧きます。ヘタクソでも生き残れた自分の経験や技術を伝えることで私の練習生時代も再び輝き、誰かの人生も輝かせる手助けになるのでは?とか思っています」。

誰かを受け止めながら今を生き切る

プレスシードと連携する体験教室「ぷれこる」の時間帯は女性限定。「前半は本当に使える護身術や危機回避を伝授します。後半は、女性用グローブを貸すので、私の持つミットに思いっきりパンチ&キックしましょう」。ボクシングの技術が日々に役立ち、日常がボクシングに役立つ、とも語る。

選手としてのグローブをミットに持ち替えて、トレーナーとしてジム生を受けとめながら、「これまで色々な人の支えで目の前に現れた、これしかないという道を歩んで来た気がするんです。あとは、この道を行くだけ、とでも言うか…。時には絵を描いたりツーリングしたり、ただただぼーっとしてみたり。そんな瞬間を積み重ねて、今を生き切りたいですね」。これからの自分を終始穏やかな様子で語っている。

INTERVIEWEE DATA
格闘技スタジオ ワイズボディ
福山市神辺町川南1430-8
TEL:084-916-1378

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