【異業種リレーの「わ」No.768 】みんなが楽しい最高の娯楽

INTERVIEW No.768
セオマジック
オーナー ゼンジー世村さん(73)

マジックをはじめてから約60年

「マジック」は相手が喜び自分も楽しい、最高の娯楽だと思います。
中学生の頃、マジックに興味を持ち、独学で勉強して地元のイベントなどに出演していました。22歳の時、一念発起して大阪で活躍していたゼンジー中村の内弟子になりました。3年間の修行の末、「ゼンジー世村」の芸名でプロマジシャンとしてステージデビューをしました。(ゼンジー北京は兄弟子になります)。
その後、20代後半で地元に戻り、一般の会社に就職しました。社会人として働く傍ら、地元の奇術クラブに入りマジックを教えたり、イベントに出演したり、自宅で手品用品の販売をしたりしていました。ステージの出演もそうですが、講師の仕事も少しずつ増えて、手品用品の製造・販売も順調になり、1992年、「有限会社セオマジック」として法人化しました。気がつけばもう60年くらいマジック中心の生活です。

中四国最大のマジックショップ

「セオマッジック」はプロが使っている道具もある、中四国最大のマジックショップで、世界中のマジックグッズを約7000点取り扱っています。テーブルマジックで使用する小さなものから大掛かりな仕掛けまで、色々揃っています。ネットでの通信販売もしているので、気になった方は覗いてみてください。
現在、私の主な活動はお店の経営、日本各地のステージ出演、福山や新市の奇術クラブでの講師です。また、おかやま山陽高等学校のマイスタークラスでも毎週1回、年間50時間の講師を行っています。

マジックはアイデアを育てる

マジックは大人はもちろん、子どもの教育にも良い影響を与えると思います。マジックはコミュニケーションの潤滑油にもなるので、人間関係の輪が広がります。マジックの仕掛けを考えようとすると、物を色々な角度から見て考える必要があり、困った時に正面からだけではなく、色々な角度から物事を見なくてはなりません。正面以外から物事が見えると、心に余裕ができ、気がつくと物事をやわらかく考えられるようになっていますし、色々なアイデアを思いつくようになっているのもすごいことだと思います。

マジックは一度きりの魔法

マジックの一番大変なことは、たね明かしができないことです。また、一度見せると同じ人に同じマジックが見せられません。ですから次から次へと新しいアイデアを考えなければなりません。

私はマジックを演ずることで、たくさんの人に笑顔と楽しさをお伝えできたら、こんなに幸せな人生はないのではないかと思っています。

■ PROFILE
1949年生。福山市出身。プロマジシャン。1992年「有限会社セオマジック」を設立。1999年現在の場所に移転。

■ SHOP DATA
セオマジック
福山市加茂町上加茂285-4
TEL:084-972-5504
ホームページ:「セオマジック」で検索

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