No.867【焼肉ちとせ /横田 将也】岡山県産和牛を完全個室で ー愛される店、人を育てる店ー

INTERVIEW No.867
焼肉ちとせ
代表取締役 横田 将也 さん(31)

個室でいただく名物メニュー

完全個室、個室しかない焼肉屋です。2〜4人のグループから、つなげれば約50人まで可能なので、若い方、ご家族、接待、宴会など、様々なニーズに対応できるようにしました。 岡山県産和牛を、この辺りではなかなか無いのですが、ひき肉が入った秘伝の味噌だれで召し上がっていただくのが醍醐味です。名物料理の「タンてっさ」も私が一番好きなメニューです。食べられたことはありますか?薄くスライスした牛タンを、そのままポン酢でどうぞ。肉の旨みがよくわかります。また、ハツ、コウネなどの希少部位やイチボを使った「ちとせ炙りユッケ」、ビビンバや冷麺など韓国系のメニューなど、色々増やしているところです。ぜひボクスントガというソンマッコリと合わせて。賞味期限が短いので予約制です。そして〆の〆、凍ったストーンの上で、スプーンとフォークで果物やアイスを混ぜて食べる特製デザートまでたどり着いてください。

株式会社を立ち上げて参入

オープンは、昨年9月24日。私が発案して、同級生3人で出資して株式会社JMMを設立してスタートしました。この会社には、私を含めて3人の代表がいます。飲食に携わっている者もいますが、それぞれ別の業界です。私は父が代表を務める運送会社の取締役をしています。
運送会社内に別事業部を立ち上げるという考えもあったのですが、それとは別に自分がやろうと考えました。良い条件の場所があり、個人的に焼肉が好きな食べ物というのもあって、よし自分好みの店を作ろう!と二足のわらじで一歩を踏み出しました。
岡山県産和牛をメインにしているのは、トラックで各地を巡り食べ歩いてみて美味しかったというのが一番の理由です。近県からなので輸送コストも少ない、鮮度が良いというのは、後からついてきたメリットになります。私は異業種からの飲食業界への参入になりますので、肉の目利きをはじめとする厨房実務は、経験の長い店長のほうが主導しています。

将来のパートナーも育てる

和牛だからといって高級志向に走りすぎず、誰でも来やすい店にと願っています。代表3人ともこれだけで生計を立てている店ではないこともあって、利益を上げることはもちろん大事ですが、必要以上の上乗せをすることもしません。リーズナブルで、「食べに来てよかった、いいお店だな」と楽しんでもらえたら。
そんな認知がちょっとずつ広まれば、将来的には中心部へ、東へ、西へと店舗展開ということもあるのかもしれません。いつか自分の店を持ちたいと考えている人に向けても、社宅や社用車も準備して扉を開いているところです。一緒に上を目指す将来のパートナーですからね。社員ともいい関係を築きながら、愛される店に育てたいと考えています。

■ PROFILE
1994年福山市出身。父親の立ち上げた運送会社に入社し、取締役を務める。一方で同級生3人と株式会社JMMを設立し、2024年9月に「焼肉ちとせ」オープン。

■ SHOP DATA
焼肉ちとせ
広島県福山市箕島町5816-113
TEL:084-999-5441
インスタグラム/@yakiniku_chitose
公式ラインなどは「焼肉ちとせ」で検索

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