【異業種リレーの「わ」No.763 】ネイルをもっと自由に

INTERVIEW No.763
nail salon ..Holo Holo..(ネイルサロン ホロホロ)
オーナー 桑田 展江さん(39)

ネイリストになるきっかけ

 子どもの頃から絵を描いたり、細かい作業をしたりするのが好きでした。高校生になると、セルフネイルをするようになりました。最初はただ楽しいだけだったのですが、やっているうちに「もっと上手くなりたい」という思いが強くなってきて、本格的にネイルの勉強がしたくなり、高校を卒業後、東京の「NSJネイルアカデミー」に入学しました。
 ネイルスクールを卒業してからしばらくは、ネイルと関係のない仕事をしていました。しかしそうした中でもネイルへの思いはなくならず、25歳の時、福山のネイルサロンでネイリストとして働き始めました。それから東京のネイルサロンでも4、5年間勤務し、32歳の時に福山に戻って来て、このお店をオープンしました。
 最初は大変でしたが、紹介や口コミでだんだんお客様も増えてきて、2、3年してやっと「軌道に乗ってきたかな」という感じになりました。今では10代~50代まで、幅広い世代のお客様にご来店していただけるお店になりました。
 でも、このお店が出来て7年経った今でも「もっと上手くなりたい」という思いはなくなっていませんね。

ネイルをもっと自由な表現で

 私のお店ではデザインが限定される定額制のネイルはしていません。お客様の希望のまま、個性を活かしたオリジナルのネイルを作りたいからです。基本的にお客様の持ち込みの写真や絵などをもとに自由な表現でネイルを作っています。どんなデザインでも形にするというのが私のこだわりです。そういう私のネイルに共感してくださったお客様がお友達を紹介してくださったり、口コミをしてくださったりで、今のお客様の数になっているのだろうなと思います。
 ネイリストになって良かったと思えるのはいろんな人と出会えること、そして人の輪が広がることです。お客様と仲良くなったり、お客様のお友達と仲良くなったり。一緒にプライベートでご飯を食べに行くこともあります。そういうご縁ができることがこの仕事の魅力ですね。

これからの目標は

 これから、もっともっとお客様が増えて、従業員さんを雇って、今より大きいお店を出せればとも考えますが、とりあえずは毎日楽しくやっていければいいなと思っています。そして毎日ワイワイ楽しく過ごしているうちに、ネイルがもっと上手になって、お客様も増えてくれば最高ですね。
 店名の「Holo Holo」はハワイ語で「お散歩」という意味です。お散歩するみたいにお店もゆっくり前に進んでいければいいなと思います。

■ PROFILE
JNA1級取得ネイリスト。1983年生。福山市出身。福山と東京のネイルサロンに勤務後独立し、7年前「nail salon ..Holo Holo..」をオープンする。

■ SHOP DATA
nail salon ..Holo Holo..(ネイルサロン ホロホロ)
福山市東深津町4-1-12
TEL:070-5583-1983
インスタ:https://www.instagram.com/no.bu.ri.n/

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