INTERVIEWEE
学校法人鶴学園 広島工業大学
広報部 課長 松永 直子さん(52)
中四国屈指の理工系大学&就職率
松永さんは学校法人 鶴学園の広報部の課長。なぎさ公園小学校、広島なぎさ中学校・高等学校、広島工業大学高等学校、広島工業大学専門学校、広島工業大学(略称:広島工大)において、広く発信する役割を担う。特に広島工大は、中四国屈指の理工系大学で、今年3月卒業者の就職率が98・4%に達するなど、全国でもトップクラスの数字をたたき出し続ける大学でもあり、近年注目を集めている。
これら広報全般という重責とは対照的に、松永さんから伝わってくる雰囲気は、気軽に話せて陽気。「バレー部OBで大酒飲みでしょ?とよく言われるんですよ。ハズレです。実際は合唱部で、お酒も飲めません。でも飲み会は私が主導でよく企画しています。酔った人以上のテンションで楽しめるのが特技かも」。飾らない自己紹介が、自然なアイスブレイクになった。
母親目線でも広島工大が大好き
松永さんの鶴学園の職歴は、約30年になる。就職当時はバブル最終盤。「女性は大企業に就職して、“玉の輿”に乗り数年で“寿退社”。そんな“腰掛け”と呼ばれた働き方に抵抗があって、ずっと働ける場所で求職したのがこの大学です。当時としては、ちょっと変わっていました」。自身の経験もあり、理工系女子のバックアップに力を注ぎ、「女子学生キャリアデザインセンター」の立ち上げにも関わった。「働くことは男女問わず、自己実現の1つだと思っていますので、学生の希望も聴きながら就職の壁、結婚や出産の壁を越えるアドバイスもしていきます。私はこの仕事も、この学園も大好きです」。
学園が“大好き”な証拠に、一人息子は現在、建築デザイン学科の3回生。広島工大への進学を全力で勧めたそうだ。「1学年1080人は、大きすぎず小さすぎず、面倒見の良い大学です。先生方も信頼でき、企業様から、このゼミの学生さんは間違いないから採用したい、というご要望もよくいただきます。人間的にも成長した学生をたくさん見てきました。母親目線で見てわが子もここで!と思ったんです」。
オープンキャンパスで多彩な体験
広島工大が最もよくわかるオープンキャンパスは、7月17日と8月21日にあり、ウェブサイトで事前登録をして訪問する。ロボットやドローンのプログラミングと実践、3Dプリンタ使用、建築模型製作、バーチャル体験、レーザー加工、LED植物工場…等々、理工系の4学部12学科の体験満載で開催される。「学食ランチ、先輩のトークショー、総合型選抜入試対策講座もありますよ。本学のオープンキャンパスに参加した人の約7割が入学したとのデータがあります。今夏も最先端の学びや大学の雰囲気に、きっと魅力を感じてもらえるはず。案内する学生たちと一緒に待っていますね! ぜひ新しい自分をオープンする日にして」と呼びかけた。
INTERVIEWEE DATA
学校法人鶴学園 広島工業大学
広島市佐伯区三宅2丁目1-1
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