Vol.191 顎偏位を伴う咬合異常をカリエールにより 是正できた一症例

30代男性の患者様が「顎のズレと噛み合わせを治したい」と来院されました。診察すると、左側はクラスⅢという下顎臼歯が前方へ位置する咬合様式、右側は正常咬合(クラスI)という、片側だけ噛み合わせが逆転した難しい状態でした。それにより上下の歯列のズレが生じ、顎全体が右側に偏位しているシビアな症例でした。
一般的には外科矯正が検討されることもあるケースですが、精密な診断の結果、顎の骨格ではなく歯の噛み合わせのズレが原因と判断。そこで、左側の受け口を集中的に改善するために「カリエールモーション」という特殊装置を使用しました。
この装置で臼歯の関係を正常な状態に整え、歯列全体の噛み合わせをリセット。その後、ワイヤー矯正へ移行し、歯並びを一気に整えていきました。
結果として、顎のズレは大きく改善し、機能的にも見た目にもバランスの取れた噛み合わせを獲得。患者様にも大変ご満足いただける仕上がりとなりました。
一見すると外科手術が必要に思えるような難症例でも、適切な診断と装置選択により、ここまで改善できるのが現代の矯正治療です。精密な治療計画が、美しい笑顔と正しい噛み合わせを実現します。

●治療期間 2年8ヶ月

ふかつ歯科・矯正歯科

ふかつ歯科・矯正歯科フカツシカ・キョウセイシカ

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広島県福山市西深津町5-23-41

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