公民館長さん、学区のお宝を2つ教えてください!【霞公民館】

INTERVIEWEE
霞公民館/渡辺 錬治館長

1つ目のお宝は、学区の中を流れる「道三川」です。

四半世紀前に整備された遊歩道は今も地域の人の憩いの場所です

福山の街中を流れる道三川。うち霞学区の500m区間は、遊歩道が整備され、植物が育った水鉢やベンチなども点在し、ゆっくり散歩を楽しめます。また、ポンプで汲み上げた地下水が流れ、覗けば鯉やメダカ、アメンボなどが泳ぐ姿も目に入り、癒されます。
道三川は、福山城の外堀を農業用水として整備したもの。都市化に伴う排水汚染で、一時は異臭漂う“死の川”となっていましたが、地域の川をなんとかしようと住民と行政が一体となった整備が1990年に始まり、見事に生まれ変わりました。1994年には国の「都市景観大賞」を受賞しています。
それから24年が経つ今もなお、自主的に清掃活動を続ける多くの住民たちの手で美しい景観が守られています。これぞ、我が町のお宝です。

2つ目のお宝は、折に触れてみんなが集うアレ!「地域行事」です。

2017年の霞学区の盆踊りの様子

霞学区には、年間を通して約60ものイベントがありますが、その中でもぜひ紹介したいのが夏の盆踊りと秋の文化祭、冬のふれあいとんどの3つです。
盆踊りは、自前の太鼓囃子に合わせて町民たちが輪になって音頭を踊ります。福山霞三丁目商店振興組合が主催している「霞本通とうろうまつり」で路地を彩った、子どもたちが手作りした木製燈籠も情緒たっぷりに会場に並びます。秋の文化祭は、霞小学校の全校児童の作品をはじめ、地域の人の趣味の作品が小学校の体育館を埋め尽くし、見応えたっぷり。地元企業の協力でクレーンも登場し、地上15mの高さから学区内を見渡すこともできます。そして、年始は霞小学校の校庭にとんどをこしらえて新年のスタートをみんなで祝います。
学区の中に田んぼは1つもありませんが、毎年ほかの地域の方にわらを譲っていただき、それを積み上げて高さ4mのとんどを3基並べます。子どもたちの書き初めをガーランドのようにつないで飾り付け、聖なる火で燃やします。来たる2019年は10回目の記念とんどです。どんな風に節目を祝うか、またみんなで考えていくのが楽しみです。

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