【かき小屋 福山港店/山中 美咲】ー 今が旬の牡蠣をネットショップや宅配で ー おうちに「かき小屋」の味を届けます

INTERVIEWEE
かき小屋 福山港店(かきごや ふくやまこうてん)
スタッフ 山中 美咲 さん(23)

宅配とネットショップスタート

 「おうちで牡蠣小屋」。そんなキャッチフレーズで今年、かき小屋福山港店が動き出した。これまでの店内食、テイクアウトに加えて、ネットショップと宅配のスタートだ。
 むき牡蠣、殻付き牡蠣、土手鍋セットなどもあり、ここで働く山中さんのイチオシは《かんかん焼きセット》。殻付き牡蠣とオリジナルポン酢、軍手、牡蠣ナイフがかんかんに入って届く。「この缶に、牡蠣と水またはお酒を入れて、家庭のコンロで約10分間火にかけるだけで、かき小屋の味を気軽に体験できますよ。鍋やフライパンを傷める心配もないし、牡蠣の味が抜群」。 コロナ禍で来客が激減したため「とにかく今が一番旬の広島県産の牡蠣を食べて欲しい」と考えてのこと。福山市内なら、午後2時までの電話注文で、その日のうちに配達もしてくれる。

牡蠣を中心にオールマイティ

 山中さんは、2年前からかき小屋スタッフとして在籍。ホールをメインにオールマイティな役どころで、コロナ禍で《かき弁当》に関わり、昨年、福山天満屋地下にオープンしたグループ店「神石カレー&元町フルーツ」でも勤めた。「今はネットショップからの出荷作業や、宅配の応援をする割合が増えています。作業にも慣れてきました」と、ニーズの変化と新しい事業の手応えを感じている。
 もともと入社した動機は「美味しい牡蠣が食べられると思ったから」と極めてシンプル。好物のカキフライは、店内食の看板メニューのひとつで「コロモがサクサク、牡蠣はプリプリ。卓上の甘めのソースとタルタルソースの両方をかけると、革命が起きる美味しさ」と表現する。ホタテやサザエなど貝類は苦手なのに、牡蠣だけ別格、というから本当に牡蠣好きなのだろう。

楽しく働きながら

 ネイリストの資格を持っている山中さんはずっと、美容先進国の韓国に短期留学したいと考えている。かき小屋で蓄えたお金で、さぁ!と思った矢先、「コロナでだめになって…。留学は延期して充電期間なんです。でも、ここはチームワークも良くて、働くのが楽しいです!」。ふだん自分のネイルの手入れも欠かさず、休日は韓国語の勉強をしてモチベーションを保ちながら頑張っている。周囲からも「よく働いて細いところに気が付く。たまにぼけっとしていて笑えるよ」と、働きぶりも性格も評価されている様子。「今シーズンは、おうちで食べてと打ち出していますが、店内食には、テイクアウトや宅配にはないメニュー、牡蠣以外もあるので、食べに来ていただけるのであれば、ぜひ来て欲しいです。かんかん焼きセットでファンになってもらい、コロナが落ち着いたらでもいいので、かき小屋の味を現地で試してもらえたら」とも呼びかけている。

INTERVIEWEE DATA
かき小屋 福山港店(かきごや ふくやまこうてん)
広島県福山市新涯町2-23-3福山港フェリー乗り場跡
TEL:090-7121-9596

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