ー 福山に暮らして10年目 ー 新しい故郷を、カレーで元気に

INTERVIEWEE
タンドール東福山店(たんどーるひがしふくやまてん)
店長 カンデル ガネーシャ パサダ さん(39)

料理歴20年以上、来日から13年

 タンドール東福山店の店長・ガネーシャさんの母国はネパール。インドのニューデリーとネパールで5年ずつ料理の修行をし、2008年に来日した。大阪のインド料理店、タンドール東広島店、三原店を経て、12年に東福山店のオープンにあたり、店長として福山にやって来た。一時、広島市内の店舗を応援したが、福山に住んで10年目になる。日本語が堪能で、「お客様に自分でメニューを説明したいと思って学びました。ネパール語、英語、日本語のなかで、日本語は漢字があって一番難しいですが、話すのに問題はないです」と言うだけあって、ひらがな、カタカナも綺麗な字で書くことができる。
 幼い頃から料理好き。「12歳の頃、家族の晩ご飯を作っていました。喜んでもらえるのが嬉しかったです。今も、お客様の〝美味しい〟が嬉しい」と料理人の原点として変わらぬ想いを語る。

店内食とテイクアウト両方OK

 タンドールの特徴は?と尋ねると、「玉葱、トマトをベースに、スパイスやハーブの奥深さがあるカレーを、イチから手作りするお店です」とのこと。最近のおすすめは《カダイチキン》。「フレッシュトマトと玉葱、炭火焼きチキンのカレーです。リピート率ナンバーワン」。2種のカレーが選べてサラダやタンドリーチキンがつく《ランチおすすめセット》も8割以上の方が選ぶメニュー。カレーだけで40種もあるので、迷ったらコレ!というわけだ。また、辛いイメージのインドカレーだが、辛さは6段階から選ぶことができる。ガネーシャさんなら、辛いほうから2番目の極辛か辛口にするそうだ。
 専用窯の“タンドール”で焼き上げる名物のナン、自家製ヨーグルトから作るラッシーも不動の人気。ゆったりとスペースをとったテーブル席でいただくのもいいし、最近は、テイクアウトが伸びている。「電話で注文してもらえれば、来店後にお待たせせずに、熱々をお渡しできます」。

日本はもう、外国の気がしない

 ネパールへはもともと2年に1回ほどの割合で帰るそうだが「コロナ禍でしばらく帰れていないし、当分帰る予定もないです。両親とはビデオ通話(テレビ電話)でやりとりしていて、日本で頑張って、と応援してくれています。それに…」と言葉を継いだガネーシャさん。「お店に私がいないと“どうしたの?”と尋ねられるくらい福山にも私を求めてくださる人がいるので」。日本食もほぼ全て好きで、特にマグロの寿司が好物という。「休日は、日本料理を食べていますよ。福山は新しい故郷です」と笑顔を見せた。
 だからこそ「福山のお客様に、カレーで健康になって欲しい」と願う。「たっぷりの野菜と、こだわり抜いたスパイスを使った、体に優しく安全な手作り料理です。タンドールのカレーをぜひ食べてみてくださいね」と呼びかけている。

INTERVIEWEE DATA
タンドール東福山店(たんどーるひがしふくやまてん)
広島県福山市東深津町1-10-64-2
TEL:084-931-0331

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