【異業種リレーの「わ」No.835】ノーブルを前人未到の高みへー エステと建築の二本柱 ー

INTERVIEW No.835
株式会社 Noble(ノーブル)
代表取締役 加藤 公平 さん(23)

エステから始まる

ノーブルは、2年半前に私が立ち上げた会社です。20歳で始めたメンズ脱毛サロンを法人化しました。その際、母が約30年営み、磨き上げてきたエステサロン「ノーブル」の名を社名に残しました。
美容師の資格を持つ私がエステの店を出したのは、一旗揚げるスピード感とメンズエステの潜在的ニーズに魅力を感じたからです。自分の予想以上に支持をいただきました。それは特に国内最高峰の出力がある脱毛機器の県内初導入に成功したから。抑毛ではなく、しっかり毛根にアプローチできます。初期投資はかさみましたが、エステは結果出しが全てですから。
現在、サロン内には女性のエステ、ネイルサロン、メンズエステがあります。ノーブルに通うのが自慢になるような、ステータスと感じてもらえるようなブランディングとラグジュアリーな雰囲気をと心がけています。

対極にある建築で発展

今年、建築業界にも参入しました。第1線で活躍する施工管理士をくどきおとして、いわゆるヘッドハンティングして新築、リフォーム、店舗改装に着手しています。県外での仕事が6〜7割を占め、誰もが知っているようなブランドのテナントを手がけていますが、やはり銀行からの信用も上がり、大きな実績になることもあり力を注いでいます。
建築とエステの両方とも軌道に乗ってきました。建築で大きなお金が動くのは面白いですが、粗利を考えるとエステの魅力も大きいです。
経験不足の面もありますが、頭を下げることは恐れません。リスクを背負って社長になった以上、謝罪もトラブルも、この年でなかなか経験できることではない、と感謝して進む覚悟です。マイナスだけでは終わらせません。社員それぞれ得意分野をもった人間が、最大の能力を発揮できるよう立ち回る役目を全うしていきたいと思います。
そして、もっと人員を増やして仕事をとっていくため、採用面接も強化中です。前人未踏、見たことのない景色を一緒にみながら働きたいです。

20年、30年、40年後を描く

お世話になっている社長さんたちと飲みに行くのが好きです。自分が一番若いので、何を聞いても貴重な話ばかり。平均睡眠4時間ほどで完徹もある毎日ですが、寝る時間ももったいないくらいです。
20年後、30年後、40年後の自分を思い描くと、楽しくて仕方ないです。きっとずっと角が取れず、メラメラしてる。負ける気はさらさらない。大阪でキックボクシングジムに通っていた負けん気ですかね。とはいえ、まずは地元福山で名を馳せたいです。そして県内外に複数の事業展開をすることでリスクヘッジしながら、登れるところまで登りたい。今から目標地点を定めるなんて、そんな自分は認められません。

■ PROFILE
2001年生まれ。福山市出身。大阪の美容専門学校に進学し、美容師免許取得。20歳でメンズ脱毛サロンを開業。昨夏法人化し、女性用エステサロン、ネイルサロンを統合

■ SHOP DATA
株式会社 Noble(ノーブル)
広島県福山市神辺町新徳田33
TEL:084-965-6320
ホームページは「ノーブル 神辺」で検索
インスタ/@esthetic.nk

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