春を代表する花チューリップ。チューリップには、温度によって花びらを開いたり閉じたりさせる「傾熱性」という特徴があります。暖房が効いていない玄関と暖かいリビングに飾るのでは、開花の様子が異なります。品種によって花瓶に飾っている状態でも成長するものや、お辞儀をするように垂れ下がっていくものなど、形にもたくさんの種類があります。光に向かって動いたり、花びらを開いたり閉じたり、その生命力こそチューリップの魅力のひとつ。姿を変えていく様子を楽しむつもりで飾ってくださいね。
八重咲き:花びらが重なってバラみたいな咲き方
八重咲きの「ブルーダイヤ」、スイートピー、リュウココリーネ、ラナンキュラス、スカビオサ
ユリ咲き:すっと尖った花びらがエレガントな咲き方
ユリ咲きの「バレリーナ」、桃、ゼンマイ、スイートピー、ピンポンマム
一重咲き:誰もが「チューリップだ!」とわかる一重咲きのチューリップ
一重チューリップ、マーガレット
パーロット咲き:パーロットは英語でオウムのことで、鳥の羽のような花びらが特徴
パーロット咲きの「フレミングパーロット」、スイートピー、カーネーション、ユーカリ
このほかにも、クラウン咲きといって、王冠をイメージさせる個性的な咲き方のチューリップなどがあります。