【株式会社 Noble/加藤 公平】 ー エステサロンと建築業、さらに ー ノーブルをブランディングする

INTERVIEWEE
株式会社 Noble(ノーブル)
代表取締役 加藤 公平 さん (22)

22歳、ノーブル代表に就任

エステと建築、異色の2事業を展開する株式会社ノーブルは、22歳の加藤さんが代表を務める。ノーブルと言えば、加藤さんの母親が約30年営んできたエステサロンが、ラグジュアリーな空間と確かな技術などで有名。姉のネイルサロンも併設し、加藤さんが始めたメンズ脱毛とフェイシャルの「ノーブル・メンズ」もここでスタートした。「メンズは社会人1ヶ月目での起業でしたが、1年数ヶ月で売上が飛躍的に伸びました」。

将来の夢は「やり手社長」という加藤さん。仕事のジャンルにはこだわりすぎず、攻めの展開をと考える。「自分自身は美容師に憧れて免許を取得しましたが、修行して一人前になり独立して、それから多角経営で一旗揚げるには時間がかかりすぎると思って。福山では右肩上がりでチャンスを感じる、エステ業界からスタートしたんです」。

エステは男性のステータスの1つ

ノーブル・メンズが支持された理由について、「国内最高峰の出力がある機器の広島県初導入に成功したこと。抑毛ではなく、しっかり毛根にアプローチする脱毛が可能なので」。また、朝10時から深夜24時までという営業時間も大きな“武器”という。20代から60代が中心のお客様は「エステに通っていることを会社や友人に話す人が多いです。身だしなみに気を使う余裕があるのは、男性のステータスですから。おかげさまで口コミでも広がりました」。

そして今年、建築事業にも乗り出した。設計・デザインの人材を抱え、新築、リフォーム、店舗改装、修理などを請け負う。「地場の工務店は、パッケージ提案ではなく、お客様に細かく寄り添って、しかもリーズナブル。絶対喜ばれます」。お世話になっている会社の社長さんたちと飲みに行くのが、今1番好きな時間になっているそう。というのも「背中を追っている方たちの話は、自分にとって一つ一つが新鮮で貴重。楽しい中に学びがあるような…。いつか超えたい!と思います」。平均睡眠4〜5時間を苦にもしない。

勢いと丁寧さを併せ持つ

「ノーブルに通うのがお客様の自慢になるようなブランディング」を各事業の共通目標に、今後の展開は5年刻みで考える。まずは県内でネイルサロン、県外でもメンズサロンを出し、複数の事業展開をすることでリスクヘッジしながら、勢力拡大を図るという。「周りの社長さんの中で自分が一番若い。経験で劣る分は行動力で進みます」。大阪でキックボクシングジムに通っていた体力やフットワークの良さ、判断力も背中を押す。

「これまで二代目と呼ばれるのが嫌で、自分なりに独立していたつもりですが、実際には母のサロンの一角で始めたわけです。大きな困難や試練が来るとしたら、これから」。勢いと負けん気の強さの中にも、丁寧にと心がけ、気を引き締めながら勝負をかける。

INTERVIEWEE DATA
株式会社 Noble(ノーブル)
福山市神辺町新徳田33
TEL:084-965-6320

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