【整体院 REHA IRO/土屋 幸司】ー 複数の医師が推薦する整体院 ー 理学療法士資格者が根本から

INTERVIEWEE
整体院 REHA IRO(リハ イロ)
院長・理学療法士 土屋 幸司 さん(34)

病院と整体のイイトコ取り

 REHA IRO(リハイロ)は、株式会社リハビリネクストが運営する整体院で、米子市、鳥取市に次いで3院目になる。スタッフ全員が理学療法士の資格と臨床経験を持っているのが大きな強み。3月26日に開院した同院を任された土屋さんは、リハイロという名について「グループ内で意見を出し合って考えた造語です。リハはリハビリのリハ、つまりその人が自分らしく生きることを指しています。イロは、当グループの理学療法士はそれぞれ違う分野の現場で経験を積んでおり、その一人一人の色を出しながら、良いものを作っていきたいという思いで名付けました」と説明する。

 初診では、カウンセリングに基づいて身体状態、痛みの原因の評価を行い、ホワイトボードや骨格模型を用いるなどして施術方針をしっかり説明してから手技での施術に入る。「腰や肩など痛みを中心に、医学的な根拠に基づいて根本から考えていきます」。セルフケアの指導や、地元のドクターとの連携も行う。

理学療法士で3万件以上を施術

 土屋さんは笠岡の出身。学生時代は野球に打ち込み、甲子園を目指した。「肩を痛めて、結果に悔いは残りましたが、選手として完全燃焼しました」と利き手の左肩に手を当てながら振り返った。製造業に勤務して3年経った頃、スポーツへの思いが再燃。「やっぱり運動や体のことに関わりながら、人とのコミュニケーションを大事にする仕事がしたい」と一念発起。岡山市内の専門学校で学び直して、理学療法士の国家資格を取得した。病院やクリニックの整形外科や介護予防の現場で7年半勤務し、3万件以上の施術を経験した。

 転職の一番の理由は「今、痛みが出ているポイント以外に、根本原因と思われる箇所へもアプローチしたいと考えていました。それに、決められた施術時間に制限されることなく、必要なだけ患者さんと向き合ったリハビリを提供したくて。ここならそれができ、刺激し合いながら成長できると感じたからです」。土屋さんの熱意に、一緒に仕事をした医師たちが「君なら」と応援の意を示し、リハイロの公式サイトにも次々とコメントを寄せている。

「リハイロ」の目標は

 土屋さんは、ピラティスインストラクターでもあり、院内に設置したマシンを使ってマンツーマン指導も行う。高校野球部やクラブチームのコンディショニングコーチも経験し、パフォーマンス向上の力にもなってくれる。「日常生活のどんなことに困っているのか、どうなりたいのかをしっかりお聞きして、一方的な施術ではなく目標の足並みを揃えて寄り添っていきます。希望する結果を見せていきますので、一緒に頑張りましょう」と呼びかけている。

INTERVIEWEE DATA
整体院 REHA IRO(リハ イロ)
福山市三吉町4丁目9-21
TEL:080-1645-1842

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