水呑小学校琴クラブが式典で演奏 千代田地区かわまちづくり環境整備工事


(写真・資料提供:福山河川国道事務所)

福山市営競馬場跡地に建設中の福山市総合体育館から連絡橋で繋がる、水呑大橋周辺から下流にかけての芦田川河川敷エリアを整備する「千代田地区かわまちづくり環境整備工事」が始まった。

一昨年11月に市と芦田川で活動する団体などが利活用を協議する場として「あしだがわ利活用推進委員会」を立ち上げ、今年3月に、「千代田地区かわまちづくり」計画が、国交省の支援制度の登録認定を受けた。

長さ600m、およそ2haの河川敷を活用するもので、国土交通省は、親水護岸(ステップやスロープ)や、観覧席にできる階段状の護岸、河川管理用通路などの整備におよそ2億6千万円をかける。駐車場、バベキューエリア、芝生エリア、スケートパークなどは、市が約2億円を投じる(総合体育館と連絡橋は別)。

完成は総合体育館や、その北東にできる(仮称)競馬場跡地公園と同じ2020年3月を予定している。

17日に、河川敷の特設会場で、福山市と国土交通省中国地方整備局福山河川国道事務所による起工式が開かれた。会場には、同委員会に所属する団体の紹介パネルが並び、完成イメージのVR体験もできた。カヌーやヨットも展示された。

式典で塚原浩一 水管理・国土保全局長は「全国191ヶ所の水辺を活用する取り組みのひとつ。水防災、水意識社会にもつながる」。枝廣市長は「川と街がつながり、憩いと活気が融合する」と期待を込めた。 

式典で演奏を披露した水呑小学校琴クラブ8人と出席者が、祝賀行事として、20mの浮き桟橋から芦田川へフナ50㎏とウナギ20㎏の稚魚放流を行なった。

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