公民館長さん、学区のお宝を2つ教えてください!【樹徳公民館】

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樹徳公民館/塚本 次郎館長

1つ目のお宝は、学区の憩いの場「どんどん池」です

樹徳学区は福山城の北に位置し、お城に近い木之庄町の入り口には、どんどん池があります。これは水野勝成公が水源整備事業として城下町に築いた浄水路で、かつては農地を潤し、人々に豊かな恵みをもたらしました。

飲料用水路としては東京の神田用水に次いで国内最古級の歴史があり、福山市の重要史跡の一つになっています。今はその面影を残しつつ「蓮池公園」として私たちの憩いの場になっており、地域の人の清掃活動で美しく保たれています。

池には昭和54年に学区民が放鳥して以来ずっと、白鳥が優雅に泳いでいます。昔は黒鳥もいました。池に架かる太鼓橋付近に小屋があり、時々、卵を確認できます。白鳥も含め、我が学区のお宝です。

2つ目のお宝は、小中高生が息を合わせた「樹徳子ども音楽祭」です

毎年2月に樹徳小学校体育館で開催する「樹徳子ども音楽祭」は、我が学区自慢のビッグコンサート。樹徳小学校のジュニアブラスと合唱団と琴クラブ、そして城北中学校吹奏楽部、誠之館高校音楽部吹奏楽団が連携して行なっています。音楽祭は、公民館祭の前夜祭に誠之館高校音楽部を招いたことをきっかけに、2002年にスタート。今年で18回目を数えました。小・中・高校生が、それぞれ約30分の持ち時間で合唱や合奏を披露し、フィナーレは合同演奏にあわせて会場が一体になって大合唱。子どもも大人も、たっぷり2時間満喫しています。

音楽祭の段取りは我々大人がしますが、当日の司会するのは中高生です。なるべく子どもたちが主体となって運営する流れにしています。高校生の凛とした姿に憧れて中学生が見倣い、そんな中学生を、今度は小学生が見倣います。そうして演奏技術があがるのはもちろん、子どもたち同士の関係性も深まっています。家庭、学校、地域社会の3者連携の輪を広げる架け橋としての役割を担っているのです。

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