熱気と気概に満ちた伝統文化 お手火神事で無病息災祈る

鞆町の“祇園さん”沼名前神社で13日20時頃から「お手火神事」が営まれ、燃え盛る巨大な松明3体を氏子衆が担いで大石段を練り上がり、無病息災を祈った。

長さ4m、重さ200㎏超のお手火が梅雨の雨をものともせず火柱を上げ、1体を10人ほどで背負うように担ぎ上げた氏子たち。オーラー、チョイトー!の掛け声と和太鼓が響き渡るなか、お手火を前後左右に揺らし火の粉と水しぶきをかぶりながら、本殿まで4時間かけて上がった。

御祭神・須佐之男命の神輿渡御祭に先立つ浄めの儀式として、鞆の7町で継承する伝統行事。習わしに従い、一番最初の先の体を担ぐのは江之浦、3町ずつ持ち回りする中の体と後の体は、それぞれ関町と原町が担いだ。

神聖な火を「小手火」に分けてもらった藤本大誠君(鞆の浦学園4年)は「みんなかっこいい!僕も早く担ぎたい」。初めて観た高橋祐ノ介さん(沖野上町22歳)は「聞いていた以上の迫力で危なそう。こんな祭りがあるなんて」と圧倒されていた

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