地域の応援でスコアアップ
伊勢丘小のスナッグゴルフ
伊勢丘小学校の児童が所属する「伊勢丘スナッグゴルフクラブ」が、2年連続3度目の全国大会に出場する。7月14日(日)に福島県のグランディ那須白河GCで開かれる「第17回スナッグゴルフ対抗戦JGT0カップ全国大会」。(一社)日本ゴルフツアー機構主催。
スナッグゴルフは、アメリカで開発されたニュースポーツで、Starting New at Golf(ゴルフを始めるために)の略。大会は6人1チームが9ホールプレーし、上位3人の合計打数で競う。
メンバーは「ランチャーの真ん中に当たると遠くに飛ぶ。気持ちいい」「少ない打数で終われたら嬉しい」「1発でフラッグに当たるとスッキリする」と、それぞれが、とても面白い!と魅力を語ってくれる。
同ゴルフクラブは、2013年度の設立で、7年目。現在4年生以上の8人が所属しており、毎週土曜日が練習日。朝日丘公園で地域ボランティアのコーチを受け、月に1回は、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(笠岡市)の好意で練習に通っている。
この競技は、昨年度末の段階で全国38都道府県の小学校プログラムやクラブ活動に広がっており、特に広島県と茨城県の競技人口が突出し、レベルも高い。
伊勢丘は6月1日の「谷原秀人ジュニアクラシック スナッグゴルフ大会」において3位、すでに出場権を獲得している2校をのぞいてトップになり、全国への切符を獲得した。
また、5月5日の県予選会でも3位だが、保護者を代表して池田哲朗さんは「この時は全国大会でもベスト10入できるスコアで回った。ベストが出せれば。また、福山市内では大会出場はうちだけ。ほかの学校やクラブと市内で大会ができるようになれば」と期待を込める。
キャプテンの兵頭優月さん(6年)は2度目の全国大会。「週に一度の少ない練習日。大切に努力して、去年できなかったベスト10入りをめざす。いろいろな県の人と仲良くなってきたい」と緊張感と楽しみの両方を語っていた。
(トロッコ)