【異業種リレーの「わ」No.708 】「保険は人と企業を豊かにするためにある」

INTERVIEWEE No.708
株式会社 保険相談室(かぶしきがいしゃほけんそうだんしつ)
代表取締役 栗原 大祐 さん

過酷な営業経験を糧に

 保険代理業で独立して来年で10年目。生命保険をメインに損害保険、医療保険、学資保険など多数取り扱っています。拠点は紅葉町、赤坂町を経て2018年に現在の沖野上町に移し、その頃から営業1人、事務員2人を雇用しています。
 大学では経済学を専攻。資産運用や投資のように〝お金に働いてもらう仕組み〟を知りたくて、関西で証券会社に入社しました。当時は好待遇を夢見て奮闘しましたが、折しもリーマンショックの翌年。世界中で株価が大暴落する中ですから、1日200〜300件のテレアポと自転車での飛び込み営業をいくら繰り返したところで株の話に耳を傾けてくれるのは1人か2人です。1年半後には「もっと必要とされるものを売りたい」と思い始め、当時扱っていた損害保険へと気持ちが傾いていきました。
 福山で仕切り直すことにし、最初の3年は研修生制度を活用して給料をもらいながら修行しました。3か月おきのノルマを達成できなければ即クビという、ここも厳しい世界でしたが、前職ほどの過酷さは感じませんでした。とはいえ、当時の同期116人中、独立まで漕ぎ着けたのは18人、うち代理店として今も機能しているのは一桁なので、容易に生き残れないことは確かです。

ビジネスマッチングが武器に

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知恵を絞り、次の一手へ

 順風満帆のようで、実は生命保険も頭打ちしています。2年目以降の手数料が薄くなる生保には新規開拓が欠かせません。しかし私は昨年、全ての既存のお客様への紹介をし終えたので、今年は新たな出会いを探すためにセミナーを頑張るつもりでした。そこへコロナです。人を集めにくくなってしまいました。数年前、業界での生き残りを考えて規模を拡大する準備としてスタッフを抱えたところに、この事態です。責任も大きくなっているので厳しいですが、これも時代の流れ、腹を据えて知恵を絞ります。
 今、多くの人の意識が貯金から投資へと変わってきているので、今後は保険を一つの投資手段として選ぶ人が増えるでしょう。中には、貯蓄と資産運用ができて、運用益を解約時に上乗せできる、お得な保険もあります。そのために私は資産形成につながる助言もしています。ウィズコロナ、アフターコロナにおいても、保険を通して多くの方が豊かになれるよう、時代に求められる商品を見つけ、地道に提案していきます。

■ SHOP DATA
株式会社 保険相談室(かぶしきがいしゃほけんそうだんしつ)
広島県福山市沖野上町6-17-6 TEL:084-983-2723

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