【異業種リレーの「わ」No.801】大好きなモノづくりを続けていきます

INTERVIEW No.801
Creator Teams is(アイズ)
代表 池上 優人 さん(29)

映像と音楽制作のチーム

 is(アイズ)は映像制作と音楽制作を行うクリエイトチームです。映像はTVCM、サイネージCM、WEB広告、加えてミュージシャンのPVやMVを制作しています。音楽はアーティストへの楽曲提供を主に行っています。
 映像制作で特に気を配っていることは2つあります。ひとつめは自分の作品にしないこと。依頼された方の求めているゴールにぶれないように終着させることを心がけています。もうひとつは体験できる映像を作ること。平面ではなく、3Dの世界になるように、画面の中のものを実際手に取ったような感覚を感じてもらえる映像制作を目指しています。

モノづくり自体が好き

 高校3年の時、クラス全員が進路希望を書いて提出する際に、僕だけ何も書けずにいました。当時は漠然と「お金持ちになれればいいな」くらいしか思い浮かびませんでした。卒業後はフリーターをしながらバンドをやっていました。バンドには徐々にファンができてくれて、2、3年後にCDデビューが決まりました。デビューCDの販促で全国を回っている途中、近くを訪れたついでに母校を訪問しました。恩師に「音楽で食べていけるようになりました」と伝えると、とても喜んでくれて、それが到達点の一つだったのかなと思います。バンドはそれから、TV番組のエンディング曲や映画の主題歌をやらせてもらうなど、順調に大きくなりました。TV番組の出演やフェスの参加が決まって、さあこれからだぞと思っていた頃、コロナ禍が始まりました。
 コロナ禍当初のイベントが次々に中止になって外出もままならない頃、楽曲提供の仕事があり、お金には困っていなかったのですが、月の頭に1曲作ってしまうと後は何もしないという生活で心も体も徐々に荒んでいくようでした。そんな状態が数か月続き、何かしなければと、令和3年の始めに生まれて初めてデジカメを持ちました。祖父がカメラ屋をしていたので、いけるだろうと思っていたのですが、映像制作は思いの外難しかったです。僕はのめり込むと寝るのも忘れて没頭してしまうタイプで、1日10時間とかそれ以上、本やYouTubeで映像の勉強をし続けました。半年後にはサンプル映像が撮れるようになって、それをインスタで観てくれた方からの依頼で、翌年には初めて企業CMを制作できました。この時から現在までで、大小合わせて約50本の映像作品を制作させていただいています。作品はアイズのインスタにアップしていますので、興味のある方はぜひ観てください。
 これからの目標は特に設定していません。モノづくり自体が好きなので、映像であれ、音楽であれ、目の前にある作品を一つひとつを丁寧に作り続けることができたら幸せです。作った作品を観て聴いてくれて、いいなと思ってくれる人が一人でも増えてくれたら、多分それが僕の目標です。

■ PROFILE
1993年生。倉敷市出身。福山を拠点に活躍するロックバンド「CRAZY VODKA TONIC」のヴォーカル&ギター。音楽制作に加え、2021年からは本格的に映像制作を開始する。過去の作品は「Creator Teams is(アイズ)」のインスタグラムで視聴可能。

■ SHOP DATA
Creator Teams is(アイズ)
インスタ:@is_officialgram

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