【株式会社 相方パートナーズ/相方 京子】ー 頼れる〝相棒〟のような存在に ー 希望に寄り添い選択肢を提案

INTERVIEWEE
株式会社 相方パートナーズ
代表取締役 相方 京子 さん(59)

相方パートナーズに込めた想い

 「相方には、パートナー、相棒、仲間、協力者などの意味があります。お客様の気持ちになって一緒に考えて、最善のご提案をしたいという思いを社名に表しました」。昨年6月、苗字の相方とパートナーを重ねて、心強い名前の不動産会社を開いた相方京子さん。2人が腕を組んでいるようなロゴも、寄り添いたいという想いを表現している。
 土地、建物の売買仲介をメインとし、全国の不動産会社と提携して、情報を共有。住み替えはもちろん、Uターン、Iターン、別荘地としてなど福山近郊の〝売りたい〟を全国区のお客様に発信している。建築会社から、家を建てたい人の土地探しを頼まれることもある。プロも頼りにするプロと言えるだろう。

不動産の豊富な経験をもとに独立

 高校時代バスケに打ち込み、大学は体育学部体育学科へ。「父の工務店の後継ぎは兄任せで、アスリートの道まっしぐらでした。でも、卒業する頃にはやはり〝家〟に気持ちが傾いていたから不思議ですね」。就職は住宅メーカーを選んだ。子育ての合間を縫って宅地建物取引士の資格を取得し、不動産会社に入社するタイミングで登録した。別の不動産会社に移ると、今度は店長に抜擢され、両方で14年の経験を重ねた。だが常にジレンマがくすぶっていたようだ。「お客様ファーストで向き合いたかったのですが、店長として社内全体に目を配る責任がありました。部下が育ってくれたのでもう大丈夫と思い、お客様との時間をしっかり取ることを最優先に、独立を決めたんです。1件1件全部事情や条件が違うから面白いです」。
 定休日はあるが、随時対応。休めればジム通い。体調管理より仕事を少しでも進めてしまおうと考えるタイプなので、計画的に通うことを課したそう。筋肉をつけて体調を整えながら、難しい案件にも真摯に向き合っている。

納得できるタイミングと価格で

 近年増えているのは、相続した不動産の相談。「行ったこともない場所だとか、遠方なので草取りや手入れもできないから手放したいというお話が多いです。こんな田舎じゃ売れないだろう、と思われる場所でも、ネットの力で全国、ときに海外から問合せがあり、別荘地の条件が合致したこともありました」。アトリエのような趣味の場所として、ぱっと決まることもあるそうだ。
 特徴的なのは、値段より気持ちを優先させる選択肢も与えてくれること。「買い手の反応がすぐにないとき、値下げしてでも売りたいか、値下げするなら持っておくか、ご希望に寄り添うのを第一にと考えます。特に相続された場合、思い出の不動産のことも少なくありませんから、安く手放せないお気持ちもわかります」。何がなんでも仲介しようとするのではなく、「今は売る時期じゃなさそうですね」とストップもかけてくれる。親身になってくれる会社だ。

INTERVIEWEE DATA
株式会社 相方パートナーズ
福山市桜馬場町8-8-2
TEL:084-982-8071
https://www.aikatapa-tona-zu.com

関連記事

新着投稿記事

  1. 入園・入学おめでとうございます!

  2. 府中硝子トーヨー住器のスタッフにインタビューしました!

  3. エキヤ産業のスタッフにインタビューしました!

Instagram更新中
Instagram更新中