スガナミ楽器・ヤマハミュージックレッスン ドラム講師/太田 智春】 ー ドラムを叩く爽快感と達成感 ー 人生を豊かにする挑戦のお手伝い

INTERVIEWEE
スガナミ楽器
ヤマハミュージックレッスン
ドラム講師 太田 智春 さん (48)

ブラスバンドからドラム奏者へ

スガナミ楽器本店で笑顔いっぱいに出迎えてくれた太田さんは、比率としてはそう多くはない女性のドラム講師。黒の革ジャンに、足元は「軽くて滑らない、最近のお気に入りです」というエアソールの地下足袋姿が個性的だ。

岡山の出身で、高校で吹奏楽に熱中したのをきっかけに、マツダの社員による専属バンド「マツダ音楽隊」に所属していたこともある。今はこの音楽隊はなくなってしまったが、太田さんが所属していた2年半の間、年間100件の演奏活動に出向いていたという。打楽器を幅広く担当し、クラシックもマーチングも演奏した。

ドラムに絞ったのは音楽隊を辞めてから。「得意な楽器ではなかったので、何を思ったのか」今でもよくわからない気持ちのおもむくまま、ドラム教室を覗いたその日に、師匠と仰ぐジャズドラマーの故・橋本雅文先生との運命的な出会いがあった。「ちょうどアシスタントの欠員があり、話が進んで…。鍛えていただき、人に恵まれて今に至ったというか、本当にご縁を感じます」。

気軽にスタート、鼓舞される感覚を

自分を高めながらレッスンも受け持つようになり、「振動に衝き動かされるような自分を鼓舞する感覚や叩くというストレス発散にもなる気持ち良さを感じて欲しいです」と体験レッスンを歓迎する。手と足をバラバラに動かすのが難しそうだが「考えて見て。歩くという日常も、左右の手足で違った動きですよね。極端に言えばテレビを見ながらごはんも分離の動作。コツがつかめれば大丈夫」と気さくに語る。

また、練習場所のハードルが高いと言われるドラムだが、教室には4セットプラス子ども用1セットが揃い、「スティックさえあれば始められる状態。「初期投資が最も少ない楽器のひとつ」とも言う。最近は、上達速度アップに、家ではヘッドフォンを着用する電子ドラムという選択肢もある。「おとなになったら挑戦も、達成感を味わうことも少なくなりがちですから、何か新しく始めたいと思われた方が、ドラムを選んでくださったらとても嬉しいです」。

「打てば響く」生き方を志して

レッスンはグループ、個別、親子でも可能。ドラムは体全体を使って演奏し、リズム感も身につく上に運動能力の向上にもつながるため、年配の方にも良い刺激となり、79歳からスタートした女性もどんどん上達されたそう。「生徒さんにとって、長く自分の生活の一部としてあるような、人生を豊かにするお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはないですね」と語る。

音楽に出会って助けられてここまできたという太田さんは、音楽で恩返しをと考えながら、「自分の音楽としては未だに、まだまだ!もっと違う世界が見られるのでは?」とストイックに突き詰める。普段心がけていることは「笑顔」と、恩師からもらった言葉「打てば響く」。

INTERVIEWEE DATA
スガナミ楽器 本店
広島県福山市東桜町7-1
TEL:084-923-6150

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