【株式会社 SHOYA/麥田 翔也】 ー 人気急上昇、熟成醤油の陰には ー お客様への感謝を味と接客で

INTERVIEWEE
株式会社 SHOYA
代表取締役 麥田 翔也 さん(36)

こだわりの熟成醤油、自家製麺

創業以来継ぎ足し続ける京都産熟成醤油のスープ、歯切れの良い細平打ち麺、旨味を凝縮したチャーシューにメンマ…全て代表の麥田さんを中心に手がけられた自家製になり、ここだけの味を目掛けてファンがひっきりなしに訪れる。2014年の駅家に始まり、20年に神辺、昨年尾道へと計3店舗を展開。今年は「ぶらっくラー麺しょうや」を「尾道ラーメンしょうや」とし、3店舗の名称を統一したが、そのパワフルな味は、熟成醤油を使った黒い名物ヤキメシとともに健在。「〝ガツンと醤油 ガッツと笑顔〟をモットーに、自分がめちゃくちゃ旨いと思う物を提供でき、幸福度マックスです」と明るく語る。
だが、フルーツサンドの移動販売店も含め、年商1億円企業に育て上げた経営手腕の持ち主は、「最初は生き延びるのが精一杯でした」と振り返った。

実は所持金10万円からの挑戦

大阪の専門学校に進んだとき、京都を代表する醤油ラーメンの老舗・新福菜館の支店に通い詰めていたところ、店主から「うちでバイトする?」って誘われたのが、この業界への入口。3年勤めた頃、「このままラーメン屋もいい。でも一度くらいはスーツで働こう」といったんサラリーマンになった。だが早々に退職してワーキングホリデーでオーストラリアへ。「友人の結婚式で帰国した際に所持金が10万円になって、戻ろうにも航空費がなくて日本にとどまったんです」。当時の自分にできる仕事はラーメン屋しかないと考え、ギリギリの銀行融資を元手にDIYで切り詰めながら開業まで漕ぎ着けたのが駅家店になる。オープン景気も束の間、バイトに賃金を払ったら、手元には5万円だけという低迷もあったそうだ。
転機となったのは「お客様のお帰りを外まで見送ったら?」という友人の助言。これを実行したら、味は変えていないのに売上げが右肩上がりに転じたという。「変わったのは自分の気持ちでした。お客様への感謝が湧き上がり、それをどう表現しようか、もっと良い接客、もっと丁寧な掃除…と次々に実行した結果、覚えてもらえる店、リピートしてもらえる店になったのかも」。

「俺はラーメン屋だ」と胸を張って

ジムでの筋トレとサウナが趣味の麥田さん。3年間ラーメンとかつ丼ばかり食べながら、体脂肪6%をキープしていたこともあるとか。今もベンチプレス100㎏が体調のバロメーター。「筋トレをすると、昨日の俺より今日の俺。確実に成長している!やれる!と仕事も後押ししてくれるんです。根拠のない自信ですが」と笑う。
そんな麥田さんも今年、ついにのれん分けが叶う。次の目標は「3年後、海外出店」と書き、自宅の壁に貼ってある。「社員とその家族を幸せにする責任は踏まえながら、俺はラーメン屋だ!と誇りをもって言える、夢のある会社を実現するため挑戦したい」と照準を合わせている。

INTERVIEWEE DATA
株式会社 SHOYA(しょうや)
【尾道ラーメンしょうや 神辺店】
神辺町川南343-8
TEL:084-919-0448
インスタ:@shoya_kannabe

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