【 みんなをつなぐ ラララの空 たんぽぽごはんの会/山根 ちひろ 】大地と人との心地良いつながりを

INTERVIEWEE
みんなをつなぐ ラララの空 たんぽぽごはんの会
(みんなをつなぐ らららのそら たんぽぽごはんのかい)
代表 山根 ちひろ  さん(42)

みんなをつなぐ、つながる活動

「ラララの空」。心にこれだ!と響いた〝屋号〟を旗印に、自然や大地と共鳴するように地球に触れる〝アーシング〟の大切さを発信していこうとしている山根さん。「人と大地のつながりを取り戻すことで、それぞれが自分の軸で立ち、本来の命を愉しめるように」と、来月から活動に本腰を入れる。  一昨年、福山ブランドに登録された「たんぽぽごはんの会」の代表でもある。「こどもがもりもり野菜を食べるようになった、たんぽぽ保育園の独自給食のレシピ本が欲しいと保護者同士で話が持ち上がって。私はその思いを形にしたいと思いました」。発行した『野菜たっぷり一汁三菜 たんぽぽごはん』は好評につき完売し、現在再販を検討中。季節ごとの料理会(次回は4月21日:春巻作りなど)も開いている。

関東での経験を通して

山根さんは引野町の生まれ。茨城の大学を卒業後は、ピースボートに乗って世界を知ろうと、東京の自然食レストランで働き資金を稼いだ。その時、新たに芽生えた夢がカフェ経営。参加した起業セミナーで耳にした逆転の発想が「〝何もない、問題がある、と思っているところにこそ宝がたくさんある〟でした。いつか福山に帰ろうと思いました」。  このときの出席者と共同で、東京の小金井にスローフードカフェを出店したのが25歳のこと。たちまち多くのマスコミにも取り上げられた。「でも忙しさで余裕がなくて…。夢が叶ったことで目標も失ってしまいました」。2年で辞めて四国のお遍路に出て、八十八ヶ所をコンプリートする頃、ようやくリセットできた気がしたという。その後、鞆を起点に島から島へと生活や文化を訪ねるツアーの存在を知り、「やりたいことが見つかって」福山に戻ってきた。やがて結婚・出産。現在は、子どもとも育ち合う日々。

心が動くものに身体が動く

山根さんの朝食は、自然農法で自ら育てた米、重ね煮(シイタケ・ニンジン、タマネギを刻んで塩をふり、1時間コトコト)をだしがわりに、自家製味噌を溶いた味噌汁。そんな毎日のスタートを切り、「〝あぁ、おいしいなぁ〟って、命をいただいていることのありがたさを感じています」。  また、ラララも、たんぽぽの活動も「何かをしなければという義務感ではなく〝自分はどうしたいのか、何が心地いいか〟を大切に、身体や心の声を聴くように心がけています」。

INTERVIEWEE DATA
みんなをつなぐ ラララの空 たんぽぽごはんの会
(みんなをつなぐ らららのそら たんぽぽごはんのかい)
TEL:090-9109-7653

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