もしもの時の準備編Ⅱ

Q. 専業主婦をしている48歳の田中(仮名)と申します。
 先日のお正月休みに3年ぶりに遠方にある実家に里帰りしました。実家の母親は今年で74歳です。10年前に父が他界してからはひとり暮らしをしています。少し膝の具合が悪いぐらいで健康そのものでした。
 しかし、最近私の友人の親御さんの訃報をよく耳にするので、縁起でもないと思いつつ万が一の準備について尋ねてみました。母は「お葬式代は銀行に300万円程、預金しているから大丈夫」と言っていました。医療保険には加入しているみたいですが、生命保険には加入していないようです。
 母の言葉を信じて安心しておいて良いでしょうか?私にはこれといってまとまったお金が無いので心配です。
 私には5つ年上の兄がいましたが事故で亡くなっており兄のひとり息子は海外赴任中です。
【田中さん(仮名)、48歳】

A. 遠方でひとり暮らしをしているお母様のことは日頃よりご心配ですね。
 お母様がおっしゃるように多くの高齢者の方が、ご自身の万が一のときに備えて預金をされていると聞きます。その辺りは安心かと思いますが、しかしながらその預金がすぐにお葬式代に回せるかと言うと現実は難しいケースが多いようです。
 一般的にはお母様の預金口座は万が一のとき、凍結され遺産分割協議の対象となります。したがって海外赴任中の甥子さんとの遺産分割協議が済んでからの払い戻しとなります(※1)。具体的な対策方法の例(※2)としては、
①お母様が、田中様を受取人と した高齢者でも加入できる 終身タイプの生命保険を検 討する
②お葬式代としての預金を、田中様がお母様から贈与して もらう
 いずれにせよお母様の田中様に対する想いが叶うように準備が必要ですね。

(※1)遺産分割協議前の預貯金債権に関する払い戻しを利用することにより、一定額については家庭裁判所の判断を経ずに払い戻しを受けることができます。
(※2)このご案内に記載の情報は、法律上または税務上の助言ではありません。このご案内をもって、専門家の助言に代えることはできません。

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