心不全について

Q. 心不全とはどんな病気ですか。

A. 心臓の働きが弱まって、体全体に十分な血液が送れなくなった状態です。運動をすると体はより多くの酸素を必要とし、心臓に負担がかかるので、脈拍が上がり呼吸が荒くなります。そのため、心臓に病気があると急に胸がしんどくなり、動悸・息切れがしてくるのです。

 心不全の程度は、軽症から重症までいろいろあります。程度が軽い場合は、日常生活では症状は出ません。しかし、運動をすると胸がしんどくなります。程度が重くなると軽い運動でも息苦しくなります。さらに悪化すると、日常生活もしんどくなり、重症の場合は、うっ血性心不全といって、胸に水が貯まり、横になっても息苦しさが続きます。

 他に浮腫という足のむくみも症状の一つとして表れてきます。目安として、階段や坂道を上がった時に動悸や息切れがする場合は、心不全の可能性があります。

 原因はいろいろあります。心不全は、心筋梗塞、弁膜症、心筋症など多くの心臓の病気が悪化して、心臓が十分働かなくなった状態ですから、原因を調べるために、心臓の超音波検査を行います。心臓の動きを見て心臓に病気があるかどうか、どの程度悪いのかを調べます。

 重症化すると、危険な不整脈も出始めますので、突然、心臓麻痺などを起こす危険もあります。

 そうならないように、動悸・息切れがあれば早めに超音波検査をして、病気が見つかれば専門的な治療を受けましょう。

竹本内科循環器科

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