Q. 私は現在、市内在住47歳の女性です。家族は51歳の夫と高校生と中学生の子どもがいます。
仕事は家計の助けになればとパートをしています。先日、健康診断の再検査の結果を聞きに行ったときにとてもショッキングな事実を医師から告げられました。膵臓に腫瘍が見つかり余命半年以内という診断でした。今後の治療のこと、もし私が亡くなった後の家族のことなど、色々なことで日々悩んでいます。民間の生命保険には加入していますが、何か私の今の悩みに役に立ちそうな情報がありますでしょうか?
【山岸さん(仮名)、47歳】
A. 病気のこと、心よりお見舞い申し上げます。これからの治療や闘病生活のこと、ご家族の皆様の将来のことについて悩まれているご様子、お気持ち察します。
現在ご加入の生命保険の保障内容によりますが、加入されている保険でご確認いただきたい特約があります。それは「リビング・ニーズ特約」です。
この特約が付加されていると、被保険者の余命が6ヶ月以内と判断される場合、生きている間に保険金を受け取れるものです。受け取った保険金で充分に満足のいく治療を受ける、あるいは人生の最期を迎えるにあたり、家族とのすばらしい思い出を作る、かねてからやりたいと思っていた事を実現させる…など、様々な事柄に前払いされた保険金を充てることが可能です。
具体的には現在ご加入の生命保険会社にこの特約が付加されているか、請求可能な保険金額、手続き方法などについて担当者にご確認をしてください。
〈LNB〉請求に関する制限〈回数〉 ご請求は、保険契約につき1回が限度となります。