【異業種リレーの「わ」No.778 】建築工事の最後を任される喜び

INTERVIEW No.778
有限会社 カービー広島
取締役社長 坂本 圭司 さん(55)

建築工事の最後の仕上げ

 「カービー広島」は私の父が始めたハウスクリーニングの会社です。ハウスクリーニングは「美装工事」とも言って、新築戸建、アパート、店舗、施設などを工事後、引き渡しの前に最終の清掃を行う仕事です。具体的には、木くずや石膏など、工事の際に出たゴミを清掃し、養生やビニールを取り除き、磨いてワックスをかけます。洋室、和室、トイレ、お風呂と部屋ごとに清掃のやり方は異なりますが、ほとんどを手作業で行います。以前と比べて便利な機械や器具は増えましたが、基本的な作業の仕方は昔から変わっていません。
 ハウスクリーニング1件にかかる時間は、新築の戸建て物件だと4名にて半日ほどです。学校など大きな施設になると、やはり時間が何倍もかかってしまうので、知り合いの同業者に応援を頼まなければなりません。
 弊社が請け負っているのはほとんどが新築かリフォームの物件ですが、依頼があれば現在、住まれている物件の清掃もお受けします。年末の大掃除の代行などもスケジュールが合えば行います。

30歳で社長に就任

 学生の頃から「建築業界で働きたい」という思いがあったので、高校は建築科に進みました。高校を卒業後、専門学校でも建築を学びました。専門学校卒業後は府中市の建築会社に入社し、現場監督として働きました。働き始めて5年目、父が体調を崩し、会社の後を継いで欲しいということになりました。個人的に現場監督としての将来に不安を感じていた時期だったので、仕事を変えるにはちょうどいいタイミングなのかなと思いました。
 思い切って勤めていた会社を辞め、家業の「カービー広島」に入りました。私が一緒に働き出すと、不思議と父の体調は良くなったので、そういう意味でも良かったと思います。
 「カービー広島」で働き始めて5年目に父から社長を引き継ぎました。2006年に会社を法人化して今年で17期目になります。会社は私が入った時から、とても良い時も悪い時もなく、ゆるやかな右肩上がりという感じです。

来た仕事をきっちりこなす

 この仕事を始めて30年くらいになりますが、未だにとても好きな仕事です。工事の最後を任されている重要な仕事ですし、仕事の良し悪しで入居される方の第一印象が左右されると思います。半年間休みなしで働いたこともありますが、基本的に時間を自分で組めるところはこの仕事の良いところです。外構や大工工事と違って、外から見えないところは少し残念です。おそらく世の中の仕事は大半がそうだと思いますが。
 まだまだ小さな会社なので、一つひとつ、頂いた仕事をきっちりこなして、これからもゆるやかな成長を続けられればと思います。私としても1年でも長く、好きなこの仕事を続けていきたいですね。

■ PROFILE
1966年生。福山市出身。建築の専門学校を卒業後、府中市の建築会社で5年間、現場監督として勤務した後、家業の「カービー広島」に入社する。入社5年後、社長に就任。2006年法人化。今年17期目を迎えた。

■ SHOP DATA
有限会社 カービー広島
福山市引野町5241-1
TEL:084-941-8482

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