【異業種リレーの「わ」No.755 】おかたづけで育てる、選ぶ力

INTERVIEW No.755
Sower Assistant(サワー アシスタント)
代表・おかたづけのヒト
Tomokoさん(39)

〝おかたづけのヒト〟

 「Sower Assistant」という屋号で、昨年秋より片付けのコンサルタント業を始めました。私の自宅を会場に見学ツアーと座学で構成する「自宅見学おかたづけセミナー」と、クライアントのお宅を訪問して片付けサービスやアドバイスを行う「おかたづけサポート」を中心に事業を展開しています。

 Sowerは、種まきという意味です。私が提案している〝おかたづけ〟とは、日々の生活に埋もれた大事なモノに〝気づく〟きっかけづくりと、片付けの作業で得た大事なモノを〝選ぶ〟力を自分らしい人生を送るために活かし、日々の幸せを感じて欲しいという願いまでが込められたもので、私の位置付けはその手伝いをする〝おかたづけのヒト〟。屋号と肩書きに、今後力を入れたい活動の真意を込めました。

〝おかたづけ〟を仕事に

 小学生の頃、遊びに行った友人宅で机の中を片付けていた、根っからの片付け好きです。隙間に物がピッタリ収まった時の爽快感が楽しくて、母に「片付けばかりしていた」と言われるほど熱中していました。長女を妊娠した時に整理収納アドバイザーを目指したのですが、身近な人から現実は厳しいと聞いて、この時はそれだけで諦めてしまったんです。

 開業前まで家庭との両立を考え、パートで事務をしていたのですが、コロナ禍で自粛生活が続き、やっぱり物が整理され快適に過ごせる家が良いなと認識できた反面、自宅の居心地が悪くどうにかしたい人もいるのではと思いました。それが〝おかたづけ〟を、再び仕事にしたいと思った理由。今回一歩踏み出せたのは、10年の時を経て自分のモノに対する考えに確信が持てていましたし、個人で仕事をしている友人達から前向きな言葉をもらえたから。夫の理解や応援も、夢を叶える原動力になりました。

子どもに〝選ぶ力〟を

 自宅見学おかたづけセミナーは、「おかたづけができる子に育てる」がテーマ。子どもが、〝使っているモノ、好きなモノ…〟と判断を重ねることで自ら選ぶ力が身に付き、片付けられた成功体験から自発的に物事に挑むようになり、それが子どもの自己肯定感や才能を伸ばす手助けにもなる、という〝おかたづけ〟の話をシェアしています。片付けや子育てで悩んでいる人に寄り添いたいと不定期で開催中で、お茶を飲みながら普段の会話のように語り合える雰囲気で好評です。

 セミナーでは片付け手順の紹介までにとどめており、具体的な収納方法のレクチャーは「おかたづけサポート」で個別に提供中。ズームや他会場でのセミナー、産後ママ専用の訪問片付けサービスも始めました。もし、片付けたい、暮らしを整えたいと思ったなら、既に変化の兆しは見えています。〝おかたづけ〟を私と一緒に始めませんか? 一人で悩まず、プロの手を借りてもいいんですよ。

■ PROFILE
1982年生。福山市出身。服飾系専門学校卒業後、販売職・事務職に従事。コロナ禍での外出自粛を機に、片付けに関する情報発信やコンサルタント業をSNSで開始。2021年秋、「Sower Assistant」を立ち上げ、本格稼働

■ SHOP DATA
Sower Assistant(サワー アシスタント)
Instagram:@mono_koto_watashi

関連記事