公民館長さん、学区のお宝を2つ教えてください!【西公民館】

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西公民館/山本 耕嗣館長

1つ目のお宝は、福山のシンボル「福山城」です

▲1622年に水野勝成公が建てた福山城。その歴史は学区の至る所で生きています

福山城は西学区の北東に位置し、かつての二の丸や三の丸のほとんどが学区内にあります。西小学校の児童たちは当時を想像しながら課外授業をして歴史を学んでおり、天守閣をはじめ昔の外堀の石垣が保存されている三之丸市営駐車場、かつての大手門があった旧キャスパなど、至る所にある史跡を、時には大人をガイドしながら巡っています。

また公民館では、ペーパークラフトサークルの「備後福山築城隊」が、30分の1スケールに縮尺した紙製の福山城を、築城400年の2022年までに400城作ることを目指して奮闘中です。

温故知新という言葉があるように、私たちは福山城を取り巻く歴史を学んで継承し、今につなげながら街づくりを進めています。

2つ目のお宝は、全国的にも珍しい難聴児教育環境です

西学区には、幼稚園から中学校まで一貫した難聴児教育制度があります。全国に先駆けて1966年に西小学校に、70年に城北中学校に、そして72年に西幼稚園に、難聴学級が置かれました。この50年 余りで、難聴学級を卒業した児童生徒は約200人を数えます。
難聴学級の教室では余計な音を遮断するため窓は二重に、床には絨毯が敷かれています。また、補聴 器に先生の声を届けるFMマイクや全体集会時に字幕を映すスクリーン、災害などの異変を視覚的に報せる特殊ライトなど設備も充実しています。

彼らの安全を確保するため、先生や地域の人たちの支えもあり、さらに、障がいのない子どもたちには、相手の立場になって考える力や自然に手を差し伸べる力が育っています。難聴児のための教育環境は、当事者だけでなく、取り巻く人への財産にもなっているのです。

1976年には、福山のこの取り組みを全国に発信するため、難聴児を育てる夫婦を描いた映画『泣きながら笑う日』が制作されました。主演は亡き坂本九さん、全編にわたって福山市で撮影され、注目を浴びました。DVDは福山市社会福祉協議会で借りることができます。

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