【株式会社 住まいのQUEST/大町 愛規】ー クエストのファンを増やしながらー お客様と一緒に住まいを探求

INTERVIEWEE
株式会社 住まいのQUEST (かぶしきがいしゃ すまいのくえすと)
課長 大町 愛規 さん(34)

お部屋探しと不動産売買、仲介

 不動産の売買・賃貸・仲介や、設計・施工、リフォームまでトータルに提案する「住まいのクエスト」。ここで働く大町さんは、福岡県の出身。学生の頃に家族で福山に越してきた。「父も不動産関係の仕事をしているのですが、相談もせずにこの業界に飛び込みました。始めてみると、家主様とお客様の両方の笑顔を直接見られることが嬉しくて」。気付けば10年以上の業界歴になり、住まいのクエストへは、縁あって4年前から在籍している。
 同社は、2011年の開業当初、「お部屋探しのことなら…」をキャッチフレーズに賃貸メインでスタート。その後は、「どんどん営業をかけるというより、家主様や入居者様と、いい関係をめざすスタイルでやってきました。おかげさまで次から次へと紹介をいただけることが多いです」と地元密着で売買の部門も順調に伸ばしてきた。「割合的には、売買をもう少し増やしたいです」。

家主と入居者の両方に提案

「賃貸で〝入居者が決まらない〟と家主様から相談されたら、腕の見せ所です」。エアコン付き、無料WiーFi環境、ポイントを押さえたリフォームなど、立地や入居希望者の年齢層、時代のニーズにあった提案が得意。「家賃を値下げして入ってもらう方法もありますが、価値を高めれば住む人に喜ばれます。選ばれる物件にすれば、最終的に家主様にも喜んでもらえる結果につながります」。そんな仕事ぶりに〝大町君に任せるよ〟と言う人も増えたよう。「とにかく期待にこたえたいです。頼られるとやりがいを感じ、うまくいけばいくほど忙しいのですが、精一杯の結果で返そう!との思いが湧いてきます」。
 兼務している広報担当については「ホームページの充実だけでは、お客様に存在を知ってもらえないので、目に入る看板や現地の旗、手に取るチラシなどに力を入れ、1つのものに対して色々なアプローチを考えます」。チラシも見やすさを勉強しながら作り、手配りしている。同社公式LINEも手がけ、@sumai-quest からの問合せも増えてきた。

経験を積み重ね、すぐ行動

 プライベートでは目下、自宅のリフォーム中。外壁や構造だけを残す大掛かりなもので、11月には完成するそう。「建築や住宅ローンまで、今度は自分自身で確認した経験で伝えることができます。高い勉強代ですが」と笑い、楽しみにしている。
 マチ君の愛称で、親しみやすい大町さんの座右の銘は《思い立ったが吉日》。「思ったことはすぐやり、動いて経験した気付きをいかす性分です。これからもお客様にあわせてしっかり動き、家のことを探求(クエスト)し続けます」。フットワークは軽く、内容は深く掘り下げて、《固定ファン》を増やしたいと話している。

INTERVIEWEE DATA
株式会社 住まいのQUEST(かぶしきがいしゃ すまいのくえすと)
広島県福山市多治米町4-15-13
TEL:084-981-5505

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