【忍者ナイン福山/守分 愛莉】ー 「できた!」の笑顔が原動力 ー 運動と教室2つの現場で奮闘中

INTERVIEWEE
忍者ナイン福山
メインインストラクター 守分 愛莉さん

「忍者ナイン」で心身を育てる

「今日から忍者だよ!」。幼児・小学生向けの運動教室「忍者ナイン」で、あいり先生の声かけに子どもたちの目が輝く。個別指導塾グランアシストと同じ(株)グランシップがFC運営する忍者ナイン福山は、「BーPARK福山ラボ」、「福山エフピコアリーナラボ」に続いて、8月19日に「アレナ神辺ラボ」もスタートし、人気を集めている。

忍者ナインは、東京大学名誉教授の深代千之氏が監修したカリキュラムを採用しており、「走る・跳ぶ・投げる・打つ・蹴る」などの9つの基本動作を、遊びのようなトレーニングで楽しく習得する。例えば“投げる”動作を活かした玉入れや、タイムレース形式の忍Japanカップなども取入れており、成功体験を重ねながら運動の基礎を身につけられる。「運動が苦手な子や、何のスポーツをするかまだ決まっていない子の“土台”をつくる場所になれたらいいなと思っています」と語る。異年齢の関りで社会性も育つという。

幼児から高校生まで向きあう

中学時代はバスケットボールに打ち込んでいた。「バスケを削ってまで勉強をしたくなかった」と振り返るが、先輩の一言をきっかけにグランアシスト新涯教室へ。「できるようになる喜びが“学ぶ楽しさ”に変わりました」。高校では書道部に所属し、大学は保育士や福祉の道を考えて、福祉分野を専攻。在学中にグランアシストで講師として働くうちに教育に魅力を感じ、卒業後はそのまま就職。入社2年目には「グランアシスト三吉教室」の教室長に就任した。中・高校生の英数指導を中心に、幼児・小学生向けには「忍者ナイン」のメインインストラクターとして活動する。

勉強と運動、それぞれの現場で子どもたちと向き合いながら、根っこにある思いは同じだ。「調子にのせてあげたいんです。“約束の課題やってきたよ!”〝先生、できたよっ〟て言わせたい。どちらも成功体験を浴びるくらいいっぱい積んで欲しいです」と笑顔で語る。

未来へつなぐ喜び

教え子が社会で活躍している姿を見る感動は、格別とのこと。「あの子がこうなったんだ、っていう瞬間が本当に嬉しくて」。実際、「1か月で“はい!”と返事ができたり、周囲を見て自分から動けるようになった子もいます」。そんな成長の瞬間に立ち会えることが、一番のやりがいだという。

展望は教室運営だけにとどまらない。「私のライフステージの変化もあると思うので、私がいなくても安心して任せられる人を育てていくことも課題です」。普段から運動好きで、休日もスポーツやゴルフを楽しむ。「自分を楽しませることも大事だと思っていて、それがきっと子どもたちにも伝わると思うんです」。自分の成長と、子どもたちの未来を重ねている。

INTERVIEWEE DATA
グランシップ
福山市三吉町2-13-20
TEL:050-1722-9688

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