INTERVIEWEE
one’s one SARI(ワンズワンサリ)
General Manager サリ 千尋 さん(75)
最高の花嫁を演出、サロンで後押し
和洋ブライダルで2千800人以上の着付けやヘアメイクの指名を受けて最高に幸せな〝お嫁さんづくり〟をし、美容にこだわる芸能人、著名人とも親交が多数あるサリ千尋さん。サリさんが1998年に開いた丘の上のサロンには、市内はもとより、県外や四国、近畿等からもお客様が頻繁に訪れる。
独自開発の手技を基本とするフェイシャル、ボディ、痩身、アンチエイジング、ブライダルエステを提供。医療機関と提携して、アレルギーやアトピーの悩みにも応える。近年はスピリチュアルフィーリング「心の羅針盤」も開設し、心と体のトータルサロンとして知られる。「きれいになりたい、痩せたいという目標は、悩みやストレスをポンっと出してあげると、進みやすいですよ。どちらがいいか悩んでいる人には、言霊を大切に、前向きな言葉で心を持っていく方向を伝えています」。
美容師、学校講師、コメンテーターも
サリさんは元々は美容師。薬剤アレルギーがヒジまで腫れるほどひどくなって辞め、広島市内の美容学校の講師になった。また、テレビ局でヘアメイク、フェイシャル、衣装を担当。「朝と夜は美容学校、昼はテレビ局、そんな生活を30歳までして、福山に来ました」。化粧品会社のコメンテーターとしてテレビ出演をした時期もあり、「貴重な経験をさせてもらいました」と振り返る。
ブライダルは10年ほど前まで手がけた。テレビ局で培ったスピードを活かし、和装から洋装、日本髪からロングカールへの早変わりを得意として、ヘアアクセサリーやブーケもドレスに合わせて手作りし、晴れ舞台を盛り上げた。「お礼のカードや年賀状、お子様たちの写真を今も持っています」。アルバムに丁寧に貼られた数えきれないほどの礼状やハガキに、宝物のようにそっと触れる。
痩身で健康になる、人生が変わる
エステは日本国内で学んだ後、47歳で海外へ。インドネシア、ニュージーランド他4ヶ国に滞在して、帰国後サロンをオープンした。「最初の美容師がうまくいっていたら、経験できていないことばかり。幸せです」。一時期は3店舗を統括するなど多忙で、帯を締める指だけが変形し、17年前に白血病を発症し、それも乗り越えてきた。「エステの施術には少しも影響がないことがありがたいですよ」。笑顔でさらりと語る。
特に痩身は、「人生が変わるダイエット」との呼び声も高い。中高年を中心にして、時には130kgを超える人もストンと。「体に溜まった古い物を片付けて、本当にきれいになられましたが、見た目のため以上に、生活や体調に支障がないよう支えたいですね」。今は、四半世紀の恩返しの時期と考え、痩身の年間フリーコースは特別価格を設定している。「今が一番楽しいですね。あと10年この恩返しを続けて、皆様の願いを叶えたいです」と語っている。
INTERVIEWEE DATA
one’s one SARI(ワンズ ワン サリ)
福山市蔵王町4丁目4-7
TEL:084-929-1158