【異業種リレーの「わ」No.789】身体を動かす楽しさを伝えます

INTERVIEW No.789
一般社団法人 栗田屋(くりたや)
代表理事 矢吹 祐次さん(35)

楽しく身体を動かすトレーニングスクール

 「栗田屋」では子どもから大人までを対象にした教室やスポーツジムでのスタジオレッスンの他、学校の部活での運動指導なども行っています。
 定期のスクールとしては、4歳から小学6年生を対象にしたジュニアトレーニング教室を毎週月曜に南手城町の運動施設EXMで、火・水曜にエフピコアリーナで、どちらも17時半から行っています。楽しく体を動かしながら動きを学ぶという教室なので、簡単な運動がメインです。運動が苦手な子どもでも大丈夫。やっているうちに苦手意識がなくなって、逆に運動が得意になったという子どももたくさんいます。さらに、正しい体の動かし方を学習するので、怪我をしにくい身体になるというメリットもあります。また安全面も、常に2人以上のトレーナーが見守っているので万全です。教室の間に買い物などの用事を済まされる親御さんも多いです。
 その他にも、毎週水曜の朝からはエフピコアリーナで、大人を対象にしたセルフコンディショニングスクールも行っています。30代から80代くらいまで幅広い世代の方に受けていただいています。

運動を仕事にとは思っていなかった

 学生時代は空手部に所属していました。高校では全国選抜大会の優勝メンバーにもなりました。けれども運動を仕事にとは考えていなくて、大学は工学部の自動車学科に進み、自動車関係の仕事を目指していました。ただ、運動は好きだったので、アルバイトで1年生からジムのトレーナーをしていました。就職活動のとき、当時リーマンショックの影響もあって、自動車会社に思うような募集がありませんでした。苦戦していた私に、アルバイト先のスポーツクラブの方がパートナースタッフとして働いてみないかと誘ってくれました。とりあえずと思って始めたのですが、やっているうちにだんだん楽しくなってきて、「もっともっといろいろ出来るようになりたい」という気持ちになりました。パーソナルトレーナーの資格を取り、2015年に独立し、2020年に法人化しました。
 「栗田屋」という社名は独立する時に、とてもお世話になった方からいただいたものです。木材関係の、実際にあった会社の名前だそうです。トレーニングスクールの名前らしくはないですが、インパクトがあってとても気に入っています。
 「栗田屋」は現在、若いインストラクターのプラットホームとして育成の場にもなっています。ここからトレーナーとして独立したり、WEリーグのチームトレーナーになったスタッフもいます。仕事がなくて辞めてしまう若手も多かったので、少しでも助けになれたらと思ってやっています。
 これからも地域のみなさんの健康と、楽しく笑える生活を目指して、頑張っていきます。

■ PROFILE
1987年生。庄原市出身。大学卒業後はトレーナーとしてスポーツジムに勤務。2015年独立、2020年「一般社団法人 栗田屋」を設立。トレーニングスクールの運営の他、パーソナルトレーナーとしても活躍中。
■ SHOP DATA
一般社団法人 栗田屋
https://lit.link/kuritaya020323

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