【さくらの整骨院/髙橋 英章】ー 栄養医学を日々に取り入れて ー 体の内と外から原因にアプローチ

INTERVIEWEE
さくらの整骨院
院長 髙橋 英章 さん(55)

さくらの式全身調整法

 さくらの整骨院を開業して9年。院長の髙橋さんは「痛い場所だけへの対症療法では治らない。真の原因を探してアプローチを」を持論とし、丁寧な問診と複数の検査(姿勢や重心軸、関節の可動域など)をした上で、今後の方針も説明してから施術を始める。「例えば膝が痛くても、それは結果にすぎず、原因は股関節や足首、骨盤にあることも多いのです」。ここで行う〈さくらの式全身調整法〉は、バキバキと言うような、痛い、強い施術は一切ない。だが4、5軒行っても治らない、手術が迫ってきたといった人が〝劇的に変わった〟と喜び、クチコミを聞いて駆け込む人が増えてきた。交通事故後のしつこい不調にも対応している。
 また、院内に防音キッズルームを備えており、保育士も居るので、産後骨盤整体や上の子を連れてのマタニティ整体も安心して受けられると定評がある。「子どもが泣いたら迷惑がかかるという心配は要りませんよ。リラックスして施術を受けてください」。

体調も心の不調も栄養医学で救う

 一昨年髙橋さんは、アメリカ発祥の分子整合栄養医学「オーソモレキュラー」のアドバイザー資格であるONPを福山で初めて取得。さらに今年6月、県内初の認定講師資格を取得した。「きっかけは5年前、自分の体質改善のためにこの栄養医学に出会ったことに始まります。食事の根本的な見直しとサプリで、妻は毎日の頭痛薬から、私は花粉症の辛さから十数年ぶりに解放されたのです。これは、お伝えするのが使命、と思いました」。
 アトピーや妊活、ダイエットなど周囲にも分かりやすい目標達成のほか、うつ病、自閉症、発達障害、不登校といった心の不調も食で変化があると言い、個別カウンセリングのほかに、講演依頼も積極的に受けている。11月17日に行われたウェブセミナー『その食べ物が子どもを壊す』では、子どものトラブルは食事と栄養で変わる、として具体案を伝授した。今からでも見直し配信の申込みができる。

自身の体験から一念発起

 髙橋さんは松永出身。高校野球で肩と腰を壊して以来、ぎっくり腰は30回以上、右肩もボールを投げたら激痛が走るほど悪化し、数十件の接骨院、整体や鍼治療を経験してきたそうだ。42歳で一念発起して広告業界から脱サラし、国家資格の柔道整復師の資格を取得した。「診察も今後の予定の説明も無しにいきなりベッドに寝かされて、電気を当てて終わり、マッサージして終わり。そんな施術に疑問を抱き、同じように苦しんでいる患者様を助けたい一心でした」と振り返る。
 従来の整骨院の枠にとらわれず、体の内外、心の中までアプローチする髙橋さん。「植物でいう枝葉が医療なら、土や根にあたるのが栄養です。私の学んだことで救われる人がきっといる」と確信し、「苦しんできた人を笑顔の人生に変えたい」と話している。

INTERVIEWEE DATA
さくらの整骨院
福山市南松永町1-27-19
TEL:084-939-6213

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