【福山文化大学/花本 寿志 】    年間受講だからこそ広がる世界と活用法

INTERVIEWEE
福山文化大学(ふくやまぶんかだいがく)
事務局長 花本 寿志 さん(54)

福山文化大学

 福山文化大学は、8月を除く3月から11月まで、リーデンローズ大ホールで毎月1回計8人の著名人を講師とし、バラエティに富んだ話を聴くことができる連続講座。岡山市でフリーペーパー『こんにちは、』を発行するジョセイ新聞社の文化事業で、同社総務局長の花本さんは、ここ福山文化大学の他に、これに先だって誕生した岡山市民文化大学、香川県民文化大学の事務局長を兼任している。  福山文化大学は今年9期目にあたり、「3月のデヴィ夫人を筆頭に、NEWS ZEROのメインキャスターを12年務めた村尾信尚さん、プロスキーヤーで三浦ファミリーとして11歳でキリマンジャロに登頂した三浦豪太さんら、初めての方ばかりを招きます」。多彩なジャンルの錚々たる顔ぶれが続く。

年間受講で新たな分野を発見

 花本さんは、ステージでマイクを握るようなことはなく、「裏方ですよ」と言うが、いつも早めに会場入りして、講演前に幅広い年齢の〝学生〟たちと受付の近くで情報交換をしている。「〝楽しみで早く来た〟と言われる方もおられるので、私も嬉しくて。また、みなさんからの声を持ち帰ることで、次の先生のリストアップにもいかしています」。
 文化大学の面白さについて花本さんは「だれがどんな話をするか選んで行く通常の講演会と違い、年間受講の講座なら、自分のそれまでの興味とはまた違う世界に出会うきっかけになるはず」。新しい扉が開かれるかもとすすめる。

想定外のこんな活用方法も

 文化大学は、学生証(年間パス)さえあれば代理出席も可能。1人が登録して2人で交互に見に行くこともできるし、法人で入会して、必要なときに社員が聴きに行くこともできる。「福利厚生や情操教育の一環になり、営業マンの話題作りにもなるとききます。最近、法人でのご利用が増えています」。月1回、夫婦や友人と一緒に聴いて食事するおでかけの日と決めている人もいるようだ。また、「離れて暮らす息子さんからプレゼントされたという女性もおられます」と想定外の活用も喜ぶ。さらに昨年は、本庶 佑さんを岡山に招いた後で、ノーベル賞の発表があったそうで、「講演の価値が後で増すような経験もしました。私にとっても文化大学はやりがいのある仕事です」と語っている。

INTERVIEWEE DATA
福山文化大学(ふくやまぶんかだいがく)
広島県福山市港町2-17-48 ミナトビル2階
TEL:084-923-7889

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