【異業種リレーの「わ」No.754 】“クレイ”で癒す、自分時間を

INTERVIEW No.754
クレイサロンBeche(ベッシュ)
オーナー・オリエンタルクレイ セラピスト
高橋 アユミさん

21年10月大黒町にオープン

昨年10月、大黒町商店街に「クレイサロン Beche」をオープンしました。目印はレンガ通りに映える青い看板。改装で生まれ変わった建物の一室で、東洋医学の考えとデトックス作用のあるクレイ(泥)を融合した「オリエンタルクレイセラピー」というリラクゼーションを女性向けに提供しています。

施術はカウンセリングから始まり、全身のツボを触った感覚からクレイパック(クレイを水で溶いたもの)を施す部位を探り、背中や足裏など肌に直接塗って癒します。クレイは、泥の塊を粉砕したもので、ミネラルを豊富に含む天然の産物なので肌に優しく安心です。成分の異なる5種類のクレイを揃えており、1度の施術でクレイそれぞれの作用によって症状や部位で使い分けたり、相乗効果を狙ってブレンドしたりして、自在に使っています。

娘の不調をきっかけに

 結婚を機に家庭に入ったことで自由な時間が増えたからでしょうか。ふと発達障害について知りたくなり、勉強を始めました。月に一度は講習会でも学び発達支援コーチの資格も取ったので、資格を活かしたいと特別支援学級のサポート職に転職しました。生徒には障がいがある一方で、漢字に強かったり、絵や折り紙が得意だったりと才能豊か。そんな子ども達と共に勉強する仕事は楽しく充実していたのですが、小学1年生だった上の娘が学校に行きたくないと訴えるようになりました。どうにか通わせていたのですが、そのうち喘息の症状も出て来て心配でした。薬に頼るしかない事も不安で、助けを求めたのが人間も自然の一部という考えから派生した東洋医学や自然療法、そしてクレイだったのです。

しっくりきたクレイの魅力

症状を抑えるのではなく、症状が出る前の体に戻す、というクレイに強く興味を惹かれた私は、すぐにオンライン講座を受講して、知識を深めていきました。ある日、オリエンタルクレイセラピーの存在を知り、早速イベントに参加。創始者でもある先生の講座と施術を体験すると、先生に娘のために学びたいと直訴していました。

クレイを仕事にしようと思ったのは、私自身もクレイを使ったケアで癒され、心までも満たされたので、このクレイの魅力を皆に伝えたいと思ったからです。私は、毎日家族のために時間を使い切っていたのですが、クレイを溶かしたお風呂に浸かるようになると、この時間が自分と向き合う特別な時間になっていったんです。

こうした経験から、いつも他者のために頑張っている女性に、セラピーの間だけでも自分の時間を取って欲しいとサロンを持ちました。足湯だけ、お話しだけ、お子様連れの来店も大歓迎です。営業は、水曜から土曜日で予約制。一人で悩まないでサロンに来てお話しましょう。お家でできる簡単なセルフケア法もお伝えしますよ。

■ PROFILE
1986年生。福山市出身。専門学校卒業後、一般企業に就職。退職後、特別支援学級のサポート職に従事。娘の急性喘息を機に、オリエンタルクレイセラピストの道へ。2021年、「クレイサロン Beche」をオープン

■ SHOP DATA
クレイサロン Beche(ベッシュ)
https://lit.link/beche
Instagram:@ayumi.beche

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