【笠岡市定住促進センター/片山 詩央里】   笠岡市は「住みたい田舎」第1位、婚活バスツアーで素敵なご縁を

INTERVIEWEE
笠岡市定住促進センター(かさおかしていじゅうそくしんせんたー)
主事 片山 詩央里 さん(25)

定住促進の企画をしています

笠岡市役所の敷地内にある定住促進センター主事の片山さんは、岡山市中区の出身。「父が教員で、公務員は身近でした。笠岡にも、ベイファームなどへよく遊びに来ていたんです」。笠岡市に就職後、最初は教育委員会に配属され、今は定住促進センターに勤務している。「〝今年は何する?〟っていうのが議題になるような企画を担当する場所です」。市のPRでは、名産のブロッコリーを盛り込んだ「間違イイ(まちがイイ)探しゲーム」ポスター4種を作り、好評。空き家バンクではマッチングの世話をし、助成金申請関係の窓口でもある。

スマホアプリを使った婚活ツアー

そして片山さんが主に担当しているのが、結婚推進事業。「仲介業務や婚活イベントの計画をしています」。9月22日(日)には、笠岡市役所集合でバスに乗り、矢掛町の山麓にある「水車の里フルーツトピア」へ向けた「里山BBQ婚ツアー」を企画。20対20でスマホアプリを使って相手のプロフィールも確認でき、「積極的には動けないけれど、真剣に考えている〝今どきの人〟に合っていると思います」と背中を押す。また、ツアー自体も「ぶどう狩りやBBQを楽しめます。友達と一緒に参加してもOK。ロケーションもよく、きっといい思い出になると思います。身構えずに遊びに来てもらい、素敵なご縁があったらいいですよね」。39歳くらいまでの独身者なら、全国どこからでも参加可能だ。〝令和婚〟の影響からか、今年は特に婚活への関心が高いという。

定住し、子育てするなら笠岡市

笠岡市のいいところは、子育てを応援する仕組みや新築住宅の助成金が充実していること。「子育てにぴったりの市なんです」。一例をあげると、子ども医療費なら、中学生までの通院費、高校生までの入院費が無料(公費で負担)。住宅新築助成金は子育て世代なら、最大で130万円まで受けられる。「笠岡諸島や広大な干拓地、古い町並といった風景に加え、子育てへの支援もあって、住みたい田舎ランキングで1位になったんだと思います」。宝島社が発行する『田舎暮らしの本』の2月号で、瀬戸内海沿岸の人口10万人未満の市町村で、第1位に選ばれた。中四国全体でみても、子育て世代が住みたい田舎部門3位、若者世代が住みたい田舎部門3位で、総合2位にランクインしている。  だが、片山さん自身は独身で、岡山市から通っている。なのに笠岡市への定住と結婚を勧めるのは…? 「実は私、結婚と移住を同時に叶えたいと思っているんです」。定住促進センターに相談すれば、早い段階で両方一度に願いが叶いそうだ。休みの日には「よく福山駅近くに出没しています。日本酒が美味しい店です! 福山のみなさんも笠岡に来てください」と呼びかけた。

INTERVIEWEE DATA
笠岡市定住促進センター(かさおかしていじゅうそくしんせんたー)
岡山県笠岡市中央町1-1
TEL:0865-69-2377

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