供養の形について、本当に指導を受けてから40年になります。多くの事例を体験・研究し、人の世は個人の実力と共に、運に支配されていると感じます。
指導を受け、多くの方に良い運を提供したいとの思いから、みろく墓地を造成しました。各々の家の聖地として、良く生きたい方々に心構えを伝え、良き場所を提供することは、生きて人に大きな福を、亡くなった先祖の方々に良い供養を、これから生まれる次世代にも福を及ぼすものだと感じています。供養の心を形にするのが、志すものです。
大切な言葉は、「上品」です。①地震にも負けないしっかりした地盤、②日が当たり、風が涼やかに流れる清々しい心地よい場所、③住むのにも居心地の良さそうな場所(日陰や湿気の多い場所はよくありません)。上品を形にするのが、良いお墓ではないでしょうか。
人は皆、家族の中で生まれるものです。心優しき家族の中でこそ、すくすくと育ちます。親子・兄弟の中で愛に包まれ育ちます。そして歳月を経てそれぞれの寿命を迎えます。大切な家族に心を寄せるのが、供養・追善供養と言います。心を寄せ、心静かに思いを寄せることです。上品な心持で作法をすることで、心が穏やかになり、心地よく生きることができるでしょう。
修行者の先輩たちの言葉を聞くと、「心を他者への愛で満たし、善行を重ねると良い運に恵まれています」との、お話です。上品な先輩の言葉は、有難いものです。そして、良い運を持った人と親しく付き合えば、良い運を頂けると感じます。
心を上品にする、供養について、個別の事例でお話をしたいものです。
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むらかみ先生の『ひなたぼっこコラム』
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<日々、悩み成長すること>
時々に、修行の山で、野山を駆けています。早朝、辺りが闇の時から急な坂道を上り下りします。
一歩一歩どこへ足を運んだら良いのか、危険な場所も平常心で、足を重ねていく、大股で歩くと足の疲れが早くなるので、一日の行程でのペースを考えながら歩く、仲間の体調を把握し、皆が安全であるように気を遣う。で、日常の散歩とは神経の張りつめ方、目配りが大変違ってきます。身体を使い、頭を使い、気を使って数日間を過ごすと、大変体調がよくなります。頭は、体の筋肉と同様鍛えれば鍛えるほど丈夫でしっかりしてくるように思えます。
人は、それぞれ個人の好みで、仕事や運動・趣味を楽しく挑戦すると、日々悩み成長するものと思います。
まめに動くこと、未知のことに挑戦することは、悩みを多く発生させますが、心身の活性化に大変良いことです。人の成長は可能性が大変大きいものです。