福山シティフットボールクラブ(以下福山シティFC)は11月1日、福山市上下水道局用地(新浜浄化センター跡地)にグラウンドを建設すると発表した。
市が借受者を公募(プロポーザル方式)し、選ばれた。
福山市上下水道局の小林巧平上下水道事業管理者と、福山シティFCの岡本佳大代表が出席し、借り受けの契約を取り交わした。
■新浜町2丁目内 ■約19,082m² ■借受期間10年間 ■総工費約3億円 ■着工2022年内 ■2023年夏オープン
■フィールド68m×105m/フットサルコート/ウォーミングアップスペース/ 駐車場(約100台想定) /観客席(約300人 想定) / クラブハウス (ロッカールーム ・ 事務室 / 倉庫 / シャワールーム・トイレ・ランドリールーム・ミーティングルーム・トレーニングルーム)
同地の施設は、2014年度に廃止され、その後の利活用が検討されてきた。
ドライブスルーのPCR検査場にもなった場所。
岡本代表は「福山市のスポーツ推進計画に共感している。専用練習場ではなく大会による経済活動効果、全国や世界への強化施設、部活、来春発足するU-15,U-12のスクール拠点やイベントなどにも利用していく。建設の資金は、福山シティFCを運営する一般社団法人福山シティクラブで調達し、自分たちで持続可能な運営をめざす」と説明。
総工費は約3億円を想定し、資金調達の方法は、具体的には主に借入、クラウドファンディング、他にも「事例として真似できる資金調達をする」とまでに留めている。
小林さんは「あの土地がこう言う形で役に立てるのが喜ばしい。チームがしっかり汗を流して目標を実現し、子どもたちもここから世界に育つことを祈る」と激励した。
つづいて、グラウンドのネーミングライツ締結式が行われた。
出席者は、権利を得た株式会社ファーストクリエートの藤木貴志取締役と、福山シティFCの岡本代表。
フィールドネームは「エヴォルヴィン フットボール フィールド(EVOLVIN FOOTBALL FIELD)」。
ネーミングライツは5年間。費用は公表されていない。ファーストクリエートは明神町で運営する日本最大級と言われる複合型インドアゴルフトレーニングジム(シミュレーション練習場)と同じエヴォルヴィンから命名した。
藤木取締役は「スポーツで地域を活性化する考えに共感した」と力添えする思いを語り、岡本代表も「力強いバックアップ」と感謝した。
さらに「ここは通過点で夢がある。Jリーグ参入までにスタジアム建設を」と大きな目標を口にした。
イチセトウチで行われたパブリックビューイングで、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2022 1次ラウンドのFC徳島戦を観戦した。
試合会場の徳島入りした福山シティFCファンも多数いるが、福山でも多くの人が勝利を信じて手に汗握っていた。
選手に届くはずのない拍手と歓声、同点に追いつき後半戦終了直前で逆転ゴールしたときは総立ちで万歳!
見知らぬ人同士でグータッチする姿もあった。
応援する側も元気をもらい、連帯感が街を活気づけている。
11月JFL昇格を勝ち取り、2024年Jリーグ参入、2030年J1で優勝争いと、ぜひ最短で駆け上がってほしい。
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