INTERVIEWEE
(有)クリエイト・コーポレーション
コーディネーター住宅アドバイザー 市園 歩 さん(29)
自分の家をデザインして
「お客様の期待以上のマイホームを」とコツコツ励むクリエイト・コーポレーションに今春、デザイン面で心強い新スタッフ、市園さんが加わった。
きっかけは同社で家を建てたこと。「広告のモデルハウスの写真を見て、カワイイ!と思い、翌日すぐ見学に行きました。北欧風の色づかいにひとめぼれでした」。2年間、家族計画に沿って思いをあたため、いよいよ家を建てる目処が付くと迷わずクリエイトを訪ねた。「理想とする間取りや造作、色調を図に描いて相談を重ねました」。その時のイメージ図を同社2代目の吉岡さんは「寸法まできっちりしていて、そのままプロの指示書に近かった。デザインにも《芯》があってブレなかった。普通のお客様とは、とても思えなかった」と添えた。
希望を形にするための案内役
前職は結婚指輪のアドバイザーだったので、もちろん家づくりのプロではないが、そんなエピソードもあって同社から〝一緒に働きませんか?〟と声がかかった。そこで改めて住宅について本格的に学び始め、今月から建築士とペアを組んで、モデルハウスの案内役としてデビューしたところだ。
「家も指輪も一生に一度あるかないかの選択、またはオーダーメイドという点でとてもよく似ています。迷いに迷って最初に戻る方が多い点も似ています。私の役目は、そんなお客様が〝迷子〟にならないように希望をうまくキャッチしてイメージを形にし、ご提案すること。そう考えると、女性目線、母親目線、家づくり経験者…色々な視点をいかしながら、できることがあると思えてきました」。
また、「感動の空間を創造する」という社訓を実践するには、普段は見えない構造面が安心・安全で、耐久性や機能性に優れているのは同社にとってある意味当然のこと。市園さんがお客様の希望を引き出す力を十分に発揮した上で、クオリティの高い構造を実現していけば、その感動がもっと大きくなるのは間違いない。
緊張感と期待感のある日々
昨夏完成したマイホームでは「毎朝目覚めると一番に、シックな色にこだわったリビングや、集めていた雑貨を飾った棚が目に入ります。我ながら〝いいなあ〟って思います」と満足そう。3歳の長女、1歳の長男の子育てもおおらかに見守ることができる環境のようで「抽斗に入って遊びながら眠っていたり、ロボット掃除機に乗ってくるくる回ってキョトンとしていたり、笑える驚きが毎日いっぱいです。写真集を出そうかと思うくらい」と楽しんでいる。
同時期に完成した会社ショールームや、こだわりの平屋などのモデルハウスを行き来する日々も始まり、「お客様の感性に寄り添いながら、心をつかむ接客ができたらと思っています」と緊張しながらも、ワクワク感を募らせている。
INTERVIEWEE DATA
(有)クリエイト・コーポレーション
広島県福山市神辺町川南808-1
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