今回紹介するのは、T様邸のエクステリアの施工例。
工事内容は次の通りです。
・カーポートの設置
・コンクリートの打設
・アプローチ、石張り
・植栽スペースの整備
・化粧コンクリートブロック
・立水栓の設置
・ユーロ物置の設置
・ポストとマルチフックの取付け
T様のお家は2020年夏に完成したシンプルモダンな平屋です。
玄関の軒先から伸びるように設置されたカーポートもスタイリッシュなデザインを選び、お家との一体感を演出してあります。
「家の中は妻の好みに合わせて作ったので、外構は私の好みで進めました」と話すT様は、穏やかでやわらかな口調が印象的な方でした。
カーポートは最大で3台駐車できる広さ。フラットで薄型の屋根からは想像できませんが、耐久性が高く、両サイドに柱があって安定感もあります。
足元にはコンクリートが打ち込まれ、もともとあった傾斜ごと、しっかり舗装されています。石張りにも十分な強度を持たせてあって、なだらかな角度で道路とつながっています。
カーポートの屋根を軒先の高さに合わせることで、アプローチ屋根としての役割も持たせています。
屋根のサイズは約8m×約6m。高さを上げた分、雨が入り込まないように広くしてあります。これにより、天気を気にせず、車の乗り降りや荷物運びを快適に行えるようになりました。
また、車の出し入れがスムーズにできるように柱の1本を移動しています。
ご覧の通り、梁を最大限に伸ばして、柱と雨樋を植栽に溶け込ませてあります。
植栽は「ヒサカキ」と「シマトネリコ」。
ヒサカキは神事に使われるサカキの一種で、お庭に植えるケースは少ないそうですが、「祖父との想い出の樹木なので、あえてお願いしました」と話されていました。
在りし日のお祖父様は、サカキを販売するお仕事をされていたそうです。
「私も小学生の頃から祖父と一緒に山に入って、サカキの枝打ちの手伝いをしていたんですよ。高校生になる頃には、もうアルバイト感覚でしていました」
お祖父様とともに想い出のヒサカキもきっと、T様のご家族をやさしく見守ってくれることでしょう。T様は、これから少しずつ植物を増やしていって、彩り豊かにしていきたいと考えていらっしゃいました。
こちらの土留めもランドワークスさんの施工です。
すでに設置している境界の化粧ブロックに合わせて、似ているものを使用しました。
「本来ならブロックの交差したところは直角になるはずですが、ランドワークスさんからの提案を受けて、角を無くしてもらいました。車の出入りがとても楽になり、さすがプロだなと思いましたよ」とT様。「こういうところは素人では思いつかないからありがたい」と満足そうに微笑んでいらっしゃいました。
その他にも、お願いをたくさん聞いてもらったそうです。
玄関口にある、おしゃれなスクエアポストと、傘などを立てられるマルチフックの取付けも、その一つです。
こちらの倉庫「ユーロ物置®」は、おしゃれで人気の高いオーストラリアのスチール製物置です。
ランドワークスさんは、福山市で唯一の取り扱い販売店でもあります。
扉を開くと床が木材になっていました。
さらに、お庭の真ん中あたりには、おしゃれな立水栓も設置!
こうしたきめ細やかな対応ができるのが、ランドワークスさんの強みでもあります。
「初めてのエクステリアをまとめてお願いしたのですが、非常に対応が良くて助かりました」とT様。自分で選んだものがイメージ通りに配置されて、大変満足した様子でした。
T様から、今後、お庭や外構工事をしたいと思っている方へのメッセージをいただきました。
「エクステリアは、できるだけ周りの家を観察して、実物を見て選ぶことをオススメします」とのこと。
「基本的に商品はカタログやネットを見て決める人が多いと思います。カーポートやポストなど自分が取付けたいものの実物、もしくはそれに近いものを、実際に自分の目で見て確かめることで理想通りの外構に近づくと思いますよ」
T様、ありがとうございました!
皆様も、経験者からの貴重なアドバイスをぜひ生かしてみてくださいね。