Vol.163 左上2番の先天性欠如と 右上2番の矮小歯を伴う 反対咬合における矯正治療

生まれつき、永久歯がないことが稀にあります。先天性欠如歯が発生しやすい部位は、下顎前歯と下顎第二小臼歯(5番)です。次いで、上顎側切歯(2番)です。
ちなみに上顎側切歯は矮小歯(わいしょうし)と呼ばれる円錐形の細く小さな歯として現れることが非常に多いです。
今回は、左上2番が先天性欠如歯、さらに右上2番が矮小歯であったために、前歯が反対咬合になってしまった症例をご紹介いたします。

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