【株式会社 曙トーヨー住器/林 一三】ー お待たせしないをモットーに ー 顔を思い浮かべてもらえる会社

INTERVIEWEE
株式会社 曙トーヨー住器
代表取締役 林 一三 さん(54)

アルミを中心に外構、水回りも

 曙トーヨー住器は創業から約50期。1982年にリクシル(当時トステム)FC「マドリエ」に加わり、サッシの組立て、搬入・取付けを中心に、エクステリア(カーポート、フェンス、デッキ等)の施工も行なう。近年はバスやトイレ、キッチンの取付けといった相談も増え、幅広く対応している。
 社名の由来について、「上竹田にあるのに曙?と意外に思われますよね? 最初は新涯町に会社があり、曙町も主要エリアでした。電話帳の〝あ〟から始まる利益を考えての命名でした」。そう教えてくれた2代目代表の林さんは、結婚を機にコンピューター関連業界から転職して福山に来た。「別業界への抵抗はありましたが、一生に一回の人生です。妻の実家の家業を継ぎ、ゆくゆくは社長となり妻の力を借りながら道を拓いて行くことに魅力を感じました」と語る。今もおしどり夫婦の明るくやわらかい雰囲気が事務所に満ちており、和やかで居心地がよい。

会社の心得とお役立ち情報

 事務所には「皆勝103」と書いた額が掲げられている。地域〝1〟番の認知度と信用、借金〝0〟、年に〝3〟回賞与を意味するスローガン。「先代が考えたものです。代々続く会社というのは、先代が敷いた道が間違っていないから存続していると常々思っています。良いところをしっかり引き継ぎたいと頑張ってきました。特に〝3〟に関しては、ここ20年ほぼずっと、年に3回、年度末まで賞与が出ています。利益は社員と分配する方針です」。
 またお客様にお得な情報も発信中。「今年12月までは、住宅省エネ補助金がおりるので、内窓設置、ガラス交換、玄関のやり直しなどぜひ相談してください。過去最大の50%相当が還元されますから、気になっているところがあれば、この機会に」と呼びかける。補助金申請についても手伝ってくれる。

地域とともにあり喜ばれる会社に

 お待たせしました、が普通の業界で、取り掛かりをお待たせしない、を心がけている。「すぐにしていただいて、ありがとう」と感謝される会社だ。今、人材を求めているのも、事業拡張というよりは、お客様をお待たせしたくないからだという。「いただいた注文に対して、さらなるサービス向上をと心がけています。元気な挨拶ができて、お客様に寄り添う気持ちのある方がいいですね」。採寸や調整など専門分野の仕事になり、独り立ちできるようになるには5年前後かかるかもと想定するが「未経験でも大丈夫。私も一緒に現場にでますよ」とフォローする姿勢で待つ。
 これからもアルミ工事を主体として要望に寄り添い「〝家のことならなんとかしてくれる会社がある〟とスタッフの顔を思い浮かべてもらえるような、そんな顔の見える会社にしていきたい」と展望している。

INTERVIEWEE DATA
株式会社 曙トーヨー住器
福山市神辺町上竹田1394-5
TEL:084-960-6177

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