【ランドワークス株式会社/岩本 健二】ー 加茂町に移転オープン ー 発想と工夫でお庭を楽しめる空間に

INTERVIEWEE
ランドワークス株式会社
代表取締役 岩本 健二 さん(52)

加茂町に事務所を移転

 5月3日、ゴールデンウィークにあわせて、加茂町に移転オープンするランドワークス。和洋を問わず多彩なエクステリアの施工事例があり、これまでの御幸町上岩成から5分ほど、391号沿いに新たな拠点を構える。代表の岩本さんは「2018年からお世話になった御幸町との境あたり。これまでのお客様からも近く、初めてのお客様にもわかりやすい、入りやすい場所です」。2階建ての事務所で、展示品や色見本などを置いて見てもらう形にしていく。

 カーポート、表札、ポスト、フェンス、門扉、日よけ、アプローチ、植栽、ウッドデッキ、物置…大和塀や人工竹垣もあればアンティークレンガや芝なども巧みに取り扱う岩本さん。新築外構の全てにおいてと、新たな命を吹き込むリガーデンのどちらも得意で、古くなった部材を交換する1万、2万円の仕事から数百万円台の仕事まで、金額的にも幅広い。どんな小さな工事や相談ごとも快く受けてくれる。また、終活カウンセラーの資格を生かして、手入れが楽な庭や〝庭じまい〟の相談もできる。「どの庭も一期一会と思い大切にしています。長いお付き合いになれば、なお嬉しいです」。

創業10年、庭のことなら何でも

 「庭のことなら何でもできます」と岩本さん。だが本当は庭以外の家のこともやってのけてしまう。島根出身、ものづくりが好きで東京の建築系専門学校を卒業し、ハウスメーカーや設計事務所での営業や現場を経て、外構の会社に10年間勤務していたという、オールマイティな経歴の持ち主。庭に特化したのは「一般的に同じ金額をかければ、庭は家よりずっと広い面積を造り込むことができて面白い。しかも人に見られる場所。庭を自分の手でと思いました」と感慨深い。
 とはいえ、「芸術家ではないので、押し付ける仕事はしません」。お客様の理想と使い勝手、予算を考え、制限の中でデザインを考えていくのがポリシー。2014年に独立し、今年ちょうど10年の節目にあたる。黄緑色のコロンとしたフォルムで人気の同社マスコットキャラクター「ランドくん」人気も、会社の評判とともに高まってきた。

アイデアと工夫の積み重ね

 北部を中心に地域に根ざし“ここに、こんなのがあったらいいな”の声に応える発想と工夫を積み重ねるランドワークス。「若い会社なので、手がけたお宅に〝その後いかがでしょうか?〟とお聞きする事例はまだ多くないのですが、これから末永くお付き合いいただくために、アフターケアも手厚くしていく予定です」。
 バイクの大型免許を持ち、1100ccで駆けた時代もあるそうで、今は小回りのきく125ccで海へ山へ。自分をリセットしながらアイデアを蓄える。

INTERVIEWEE DATA
ランドワークス株式会社
【5/3〜新事務所】
福山市加茂町下加茂102番地3
TEL:084-959-5160

関連記事

Instagram更新中
Instagram更新中